四月十五日(水)●阪神―中日○
橋光信が移籍して以来、甲子園名物の
「甲子園しーーーーーん」
がなくなり寂しい限りだが、
ここ最近、野球ファンの間でとかく話題になってるのが
甲子園に夜な夜な響く謎のラップ音
のことだ。
ラップ音とは
心霊現象のひとつとされ、
何もないところから突然「パン!」「パチッ!」
といった奇妙な音が聞こえる現象。
「死者の霊魂によって引き起こされるもの」であると言われている。
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中日先発は朝倉&小山のバッテリー。
阪神先発は下柳&狩野のバッテリーと、
お互い「誰だよそれ」なキャッチャー
で始まった今年の中日―阪神開幕ゲーム。
問題の場面は2−2で迎えた七回表、中日の攻撃。
先頭打者の藤井が倒れワンナウトとなると、
何処からともなく
ラップ音
が聞こえて来たのだ!!
ぷしゅ〜〜〜 パンッ!
ぷしゅ〜〜〜 パンッ!
ぷしゅ〜〜〜 パンッ!
ぷしゅ〜〜〜 パンッ!
下柳にぶつけられた荒木・ブランコ・井端の怨念だ。
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「パン!」の前に「ぷしゅ〜」という音が聞こえているようだが。
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なんと、西宮市民を悩ませていた謎のラップ音の正体は、
終わらない七回表の攻撃の間に次々に破裂していく甲子園の阪神ファンの風船の音
だったのだ!
中日のあまりに、あまりに、あまりに長すぎる攻撃に、
阪神ファンの手は文字通りしびれを切らして風船は飛んでいくわ、
中日の攻撃が終わるのを待ってる間あまりにもヒマなので
風船をもうちょっと膨らましておこうと空気を入れたら破裂してしまうわ、
まるで阪神のペナントの行方を暗示するかのように、
風船はパンパン割れていく。
七回表・中日の攻撃
打者 |
結果 |
T−D |
藤井 |
三振 |
2−2 |
小山 |
レフト二塁打 |
2−2 |
小池 |
ライト安打 |
2−2 |
荒木 |
レフト失策 |
2−3 |
井端 |
四球 |
2−3 |
森野 |
ライト三塁打 |
2−6 |
ブランコ |
レフト安打 |
2−7 |
和田 |
ショート内野安打 |
2−7 |
野本 |
ショート併殺打 |
2−7 |
風船を握り締めたまま、
ただただ点を取られるのを針のムシロに座るように黙って見届けながら、
待ち、割れ、待ち続け、割れ続け、待ちに待って、
割れに割れて、五点も取られるほど待った挙句に飛ばした風船は、
七回表が終わってようやく(阪神ファンの夢をのせて)大空に飛んでいき、
最後は儚く萎んでヒラヒラと地面に落ちた。
甲子園のラップ音は、
阪神ファンの希望が破裂する音
だったのだ。
破裂した風船の数だけ、
阪神の夢は消えていくわけだな。
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しかし、何度も甲子園に通って風船をふくらませていれば、
経験から「割れそうなタイミング」
ってのは分かりそうなものだがな。
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経験をこなして壊れないタイミングが学習できるようであれば、
JFKは崩壊してないさ。
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
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R |
中日 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
0 |
0 |
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7 |
阪神 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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2 |
【阪神】 ●下柳→渡辺→石川
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【中日】 ○朝倉→清水昭→パヤノ→斉藤→平井
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【本塁打】 和田四号(石川)
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公示 |
4/13 |
抹消 |
34山本昌 |
4/14 |
登録 |
48澤井 |
4/15 |
抹消 |
8平田 |
登録 |
29山井 |
満塁から走者一掃のスリーベース。
荒木雅博
(あらき・まさひろ)
初回に死球で出たあと、お待たせの今季初盗塁で先制点のきっかけを掴む。
二回にはタイムリー、七回には阪神守備の大穴・レフト金本を狙い撃ちしてエラーを誘い、
大量点に結びつけた。
和田一浩
(わだ・かずひろ)
先制タイムリーを含む三安打三打点の猛打賞。
小山桂司
(おやま・けいじ)
初スタメンマスクで先発の朝倉を六イニングも持たせ、
このところ打たれ気味の中継ぎ陣をうまくリードし残り三イニングをゼロ封。
打っては七回のビッグイニングの口火を切るツーベースでチームを勝利に導いた。
朝倉健太
(あさくら・けんた)
ハラハラさせながらも勝ち越しは許さず阪神打線を六イニング二失点。
五回に満塁のピンチを作りながらも、
狂い咲き中の金本を三振にしとめたのはお見事。
パヤノ
苦しい台所事情で春先から登板過多の気配もある中、
一イニング2/3をパーフェクトで試合を引き締めた。
平井正史
(ひらい・まさふみ)
だいたいこういう展開だと九回に意味のない二失点をして敵方の明日に繋げるのが中日のパタンだが、
珍しく最終回を三人でピシャリと締めた。
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