CLIMAX SERIES 1ST STAGE

アジアシリーズ2007
チーム 日本 韓国 台湾 中国 順位
中日ドラゴンズ 日本
3-6

4-2

9-1
+16 −9 2位
SKワイバーンズ 韓国
6-3

13-1

13-0
+32 −4 1位
統一ライオンズ 台湾
2-4

1-13

9-5
+12 −22 3位
チャイナスターズ 中国
1-9

0-13

5-9
+6 −31 4位

決勝戦
SK 中日

  • [ 2007.11.08 ] これが中日野球だ!
  • [ 2007.11.09 ] 六本木センターライン
  • [ 2007.11.10 ] 中華の凶獣
  • [ 2007.11.11 ] 背負っているもの。

  • [ 2007.11.8 ] アジアシリーズ/第1戦

    これが中日野球だ!
      チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
      SK 0 0 0 1 0 2 3 0 0 6
      中日 0 0 0 0 0 0 2 1 0 3

      【中日】 ●中田→鈴木→高橋聡→石井
      【SK】 ○金広鉉→ 雄天→賈得焔→鄭大
      【本塁打】井上1号


       囲碁の世界で「指導碁」というのがあるのは知ってるな。
       格上が格下に対し、勝負というよりは教育目的に、 指導しながら碁を打つ。それを「指導碁」という。

       日本にとってはアジアシリーズは、 韓国・台湾・中国に野球を教えるいわば“指導野球”。 アジア野球全体の発展のために、優しく、ときには厳しく、 「こうすれば勝てるぜ」「こういう事をしたら負けるぜ」 と教える、それがCSR(企業の社会的責任)ってもんだぜ。
       アメ公どもに見下されながら日韓でケンカ、なんてダセェことは止めとけ。 アジアは、みんなで強くなるんだ。


       なので今日は、「こうしたら負けるんですよ」というのを体を張って見せてやったわけだ。 アジアのみんな、真似しちゃダメだぞ。


      プロフェッショナル野球心得

      一、ファーストは送球をグローブでキャッチするべし

      二、ファーストは味方のバックホーム送球の邪魔をするべからず



      ↑貼っとけ。>新井(部屋に貼ってあるお兄ちゃんのポスターを剥がして)

  • [ 2007.11.9 ] アジアシリーズ/第2戦

    六本木センターライン
      チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
      中日 0 0 1 0 1 0 1 0 1 4
      統一 0 1 0 0 0 0 1 0 0 2

      【中日】 ○朝倉→久本→平井→岡本→S岩瀬
      【統一】 ●潘威倫→マンロー→林岳平→潘俊栄


       台湾のチアがとてもエロかったので、
       落合監督はスタメンに朝倉・藤井・井端の
       “六本木センターライン”を揃え、
       力には力で、
       エロにはエロで
       対抗した。


      ※すまねえ。試合中は台湾のチアばかり見てたんで、試合内容あんまり覚えてねえんだ。

  • [ 2007.11.10 ] アジアシリーズ/第3戦

    中華の凶獣
      チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
      中国 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1
      中日 0 0 0 0 1 2 6 0 x 9

      【中日】 ○小笠原→鈴木→高橋聡
      【中国】 ●呂建剛→陳坤→王培→張力
      【本塁打】井上2号、荒木1号


       俺たちのかつての盟友・呂建剛のナイス・ピッチングにも驚かされたが、 それよりも俺たちの度肝を抜いたのは
       中国チームの中にいた、
       コイツだぜ!



      →【 画像 】 中国チームの秘密兵器



      …………。


      ♪お魚くわえた ドラ猫 (ズンタッ・ズンタッ)

      ♪追ーっかけーてー (チャーチャッラチャー)

      「サザエでございまーす」

      お前、誰だ。

         ☆   ☆   ☆


       見た瞬間に思わず裸足で駆け出しそうになった愉快な俺だぜ。誰だお前?

       このパンダ、すげえのは髪型だけじゃねえ。 写真だとちょっと遠めで分からねえが、よく見ると
       靴を履いてる
       じゃねえか!(パンダなのに!)

       しかも 素手 じゃねえか!(パンダなのに!)(いや、パンダは素手でいいんだけども)(けども!)

       ……中国四千年の神秘。野球の試合では中日が勝たせてもらったが、 マスコット対決では完全な敗北だぜ…!



  • [ 2007.11.11 ] アジアシリーズ/優勝決定戦

    背負っているもの。
      チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
      中日 0 1 0 0 2 2 0 0 1 6
      SK 2 0 0 0 0 1 0 2 0 5

      【中日】 山井→岡本→○鈴木S岩瀬
      【SK】 レイボーン→金広鉉→ 雄天→宋恩範→賈得焔→●ロマノ
      【本塁打】井上3号、李炳圭1号、金宰 1号、李晋映1号


       「岡本ナメんなヨ!」

       ま、一言で言うとそんな試合だったな。どんな試合だよ。
       韓国の連中には「日本に岡本あり」ってのを大いにアピールしたんじゃねえか。
       中日っていうチームは、こんな岡本を抱えながら(だからどんな岡本だよ)クライマックスシリーズを勝ち抜き、 日本シリーズを勝ち抜き、アジアシリーズで優勝したんだ。
       すげえだろ?

       国際試合はそれぞれの代表が国家の威信を賭けて戦うといわれる。 日本なら“日の丸を背負って”なんてナントカのひとつ覚えの陳腐な文字列がよく使われるが、 韓国なら“大極旗を背負って”になるんだろな。

       だがな、言っておくぜ。ドラゴンズは日本代表として出て来たんじゃない。 “中日ドラゴンズとして”出て来てるんだ。
       ドラゴンズが背負ってるものは日の丸じゃねえ、岡本だ。

       俺たちはペナントレース、クライマックスシリーズ、日本シリーズ、そしてアジアシリーズと、 岡本を背負って戦って、そしてここまで勝ち上がったんだ。
       ワイバーンズよ。お前らにそれが出来るか?
       重き荷を背負い坂道を進むが如く、ピンチの場面で岡本を登板させることが。
       そして、勝ち上がる事が出来るか?
       ドラゴンズは出来る。
       だからドラゴンズは強いんだ。


       「背負ってるものが違う」ってのは、こういう事を言うんだぜ。

       国旗なんか背負ってたって、 国旗はみんなが紙テープの準備始めたところで同点ホームラン打たれねえからな。 軽いもんだぜ。