東日中京スポーツ
第13号 読売外野守備ポロリもあるよ号
■原、守りのミスに「異議なし!」
5/11(金)
先発  
川上 中日
内海 読売

5/12(土)
先発  
中田 中日
久保 読売

5/13(日)
先発  
山本昌 中日
高橋尚 読売
 通算カード4勝4敗と互いに勝ち越しを賭けた13日の第3戦は、 1−1の同点、2死二塁から李炳圭の右中間への飛球に、 ライト・高橋由伸(ウルフ)が 芸術的な落球ポロリ で試合の流れは一気に中日へ。守り勝った中日が勝ち越しを手にした。


ポロリもあるよ


 そして、目がうつろ状態の原監督は試合後、 報道陣の「ヨシノブのミスは想定外?」との質問に、

 「異議なし!」

 と言い放つと、 早足で監督室に消えていったのである。

 残された報道陣は「異議なし…って?」とポカーン。
 「異議あり!」なら人気ゲーム『逆転裁判』シリーズ主人公の有名なセリフだが…。


異議あり!!


 原監督はゲームマニアなんだろうか?

 そう考えた本紙取材班は、急遽「原監督とゲーム」についての調査を開始、 スタッフを総動員して身辺調査を行った。 そして、驚くべき事実を突き止めたのである!



☆   ☆   ☆   ☆


『原辰徳のダイナミックベースボール』
(携帯ゲーム機/エポック社)
原辰徳のダイナミックベースボール
『原辰徳のダイナミックベースボール』
(スーパーカセットビジョン/エポック社)
原辰徳のダイナミックベースボール


自分のゲームまで出ていた。

 それも、片方はなんかゲーム&ウォッチの偽物みたいなやつ、 片方は任天堂ファミコンのライバルとして登場した、伝説の「スーパーカセットビジョン」である。

 何にせよ、原監督が無類のゲーム好きであることが明らかになったわけだが、 そうすると、 おそらく原はこのところの豊田の乱調、イ・ス・ヨプヨの不振などのストレス発散に監督室に引きこもりゲーム三昧、 今は『逆転裁判』に夢中で、 ちょうど謎解きで頭がいっぱいのときに急に質問をされたので、 思わず「異議なし!」と言ってしまったのだろう。


異議なし!!

■井端にダジャレの呪い
 旧約聖書によると、かつて地球上にダジャレ菌が蔓延したとき、 神は怒りの大洪水で全てを消し去り、 ダジャレを言わない動物たちだけを箱舟に残したという。

☆   ☆   ☆   ☆

 このところ社会問題になってる“中日ダジャレ問題”だが、 12日の第2戦、自らの誕生日にホームランを含む猛打賞と大活躍した井端に対し、 翌朝のトーチュウ1面では とんでもないダジャレ で呪いをかけた。

ハピイバ

「井端、ハッピイバースデー」

 このダジャレが天の怒りに触れたのか、 井端は13日の第5打席で謎の膝カックン、 まさかの試合途中リタイアで、連続フルイニング出場もストップしたのだった。

☆   ☆   ☆   ☆

 おそれていたことが現実になってしまった。
 ダジャレには、人を幸せにする「白ダジャレ」と 人を不幸にする「黒ダジャレ」がある ことは 近年のダジャレ研究で明らかにされているが、 ダジャレ菌が蔓延すると、当然黒ダジャレの割合も増えていく。

 「井端、ハッピイバースデー」

 などは、目にした瞬間心に寒風吹きさすぶ「黒ダジャレ」の代表的な例で、 ついに被害者が出てしまった格好だ。
■中田、「モツ鍋会」誘われていた
 このところ連続KOを喰らい、最近は中継ぎに回されていた中田だったが、 このカードの第2戦に先発。落合監督が「この3年間で一番いいんじゃないか」 というほどのナイス・ピッチングで4勝目を挙げた。

 翌日の新聞では、実は中田が立浪に夕食に誘われていた、即ち 控え選手だけで構成される『モツ鍋会』にスカウトされていた 衝撃事実が明らかになった(!)。

 選手としての生命線が1軍と2軍であるように、レギュラーと控えの生命線はモツ鍋。 モツ鍋会に誘われることで崖っぷちに立った中田は、 自ら首脳陣に「先発させてください!」と登板を直訴、 見事に結果を出し先発ローテ返り咲き、すなわち モツ鍋会欠席権利 を得たのだった。

-- ParaFla de DRAGONS! --