東日中京スポーツ
第10号 ウッズ退場号
■今年は「内側」と言ったら退場
5/01(火)
先発   10 11 12
福田 読売      
山本昌 中日      

5/02(水)
先発   10 11 12
金刃 読売  
朝倉 中日  

5/03(木)
先発   10 11 12
木佐貫 読売      
川上 中日 1x       6x
 場面は第2戦の2回裏、ウッズの第1打席。
 ウッズが「今のは内側のボールじゃないのか?」 と言おうと振り返り、「内側…」と言いかけたところで、

 「退場ーーーーッ!!」

 と、なんと球審・真鍋に退場を宣告されてしまったのだ。(!)
 何故!?
 その後の説明によると、真鍋球審は「ウッズ選手に暴言があった」とし、 暴言の内容については 「ウッズ選手に聞いてくれ」と説明、 そこでウッズに聞くと、ウッズは「内側、と言った」と答えたのである。


2007年新ルール
今年から「内側」は暴言


 審判連盟のアグリーメントで「暴言ワード」なるものがあり、 それを基準に退場かそうでないかを判断しているという話は聞いたことがあるが (去年、カープのロマノが暴言退場になったときそう言ってた) (ちなみにそのときロマノに退場宣告した一塁塁審は真鍋)、 まさか「内側」が暴言ワードだったとは驚きである。

 この“暴言事件”にもっとも動揺しているのが横浜・大矢監督だ。

 今年好調の横浜ベイスターズは、内川聖一を代打の切り札としてベンチに置いている。 ということは、代打のときには大矢監督が審判に対し 「代打、ウチカワ」 とコールせねばならず、 その瞬間、“暴言退場”となってしまうからだ。
 そうなると横浜は、内川を試合で使う場合、名前をコールする必要のないスタメンで出すしかない訳だが、 それでももし試合途中で交代したい場合、「選手交代!えーと、内川に代えて…」の「内川」という言葉を発した時点で、

 「ウチカワ?…ウチガワ…暴言だ!退場ーーっ!!」

 となってしまうのだ(!)。

 横浜の春の珍進撃、そして内川の選手生命に、想定外の重大危機が訪れた。


暴言キーワードとなった内川(横)

↑今年から“暴言キーワード”に指定された内川(横)

■読売、ひっそりと5000勝
 2日の第2戦、読売が球団通算5000勝を敵地ナゴヤドームでひっそりと達成した。

 中継はCBCだったが、 試合開始からアナウンサーが 「伝統の〜」「歴史ある〜」「栄光の〜」という昭和臭のするキーワードを連呼、 昔の読売がいかに強かったかを振り返れば振り返るほど、 逆に近年の凋落振りをアピール してしまうというお寒いテレビ中継になり、 過去の栄光話で視聴者をおおいにドン引きさせた挙げ句、 試合終了前に中継はスッパリ打ち切られた。
■堂上兄が改名?
 トーチュウ4日朝刊、昨日の『ベーブルース杯』予選リーグの結果を伝える見出しに、 中日ファンが度肝を抜かれた。

↓5月4日付けトーチュウ

剛祐

 剛祐…誰?

 仮にも大本営/東京支部であるトーチュウのこと、単純な誤字であるわけがない。

 おそらくこれは紙面で「剛祐」とさりげなく表記し続けることで読者の脳裏に 「祐ちゃん=中日の堂上」であることを印象付け、 タイミングを見計らって登録名変更、 堂上弟を「直くん」、兄を「祐ちゃん」として売り出す その前触れではないか、との憶測がファンの間では飛び交っている。


-- ParaFla de DRAGONS! --