東日中京スポーツ
第0号 開幕準備号
■中日、決意の井上外し

 開幕1軍登録選手が29日に発表され、 昨シーズン 中日を2年振りのリーグ優勝に導いた井上一樹 選手会長が登録を外れ、2軍スタートとなる事が明らかになった。

ショックを受ける井上選手会長


 日本一へ驀進する落合竜だが、開幕から“真の主砲”が不在となると大きな戦力ダウン。 しかし、これは 「真の主砲、そして精神的支柱である井上を欠いたくらいで戦えないようでは、 “10年連続日本一”など夢のまた夢”」 という落合監督の決意、そして選手へのメッセージが感じて取れる。

 そりゃあ開幕から井上がいれば、 中日は4月からぶっちぎ竜、2位以下を100ゲーム離して優勝してしまうのは間違いない。 しかしそれでは3年後、5年後も日本一であり続ける“史上最強ドラゴンズ”は完成しないのだ。

 あえてイバラの道を選んだ落合竜。
 「まずは序盤、井上抜きで勝ち進んでみろ!」
 という指揮官の熱い思いに、竜戦士たちは応えられるだろうか。

新橋のサラリーマンに聞きました
「井上が開幕2軍だそうですが?」
岡田さん 「井上のいない中日なんて、タコの入ってないタコヤキみたいなもんや。今年はウチがもらったで!」
ブラウンさん 「主砲を隠すなんてアンフェアだ。尊敬できない」
原さん 「えっ、井上君が? で、FA宣言するの?しないの? 分からない?  …だったら何で僕にそんな話をするんだよ。どうでもいいよ!」
大矢さん 「ウチはいま若返りを図ってし、レフトは鈴木タカノリで間に合ってるよ」
古田さん 「井上君も大変だね。年俸9000万だっけ? “選手としての年俸”と“選手会長としての年俸”は 別封でもらった方がいいよ」

(※回答は無作為抽出。有名人と似た名前の人がいても、本人とは無関係です)
■中里も開幕1軍外れる

 NPBから発表された“開幕1軍リスト”の中に中里の名前がなかったことで、 「中里の名前は印刷されているが、俺たちの目には見えないだけだ」 という噂が一部ファンの間で流れた。
■中村紀は開幕1軍

 オープン戦で最初だけホームランを打ったもののその後は鳴かず飛ばず、 ノーヒットが続き、自ら

 「3/17〜22の5試合は、生き残りをかけた5番勝負や!」

 と宣言、見事にノーヒットに終わって生き残りに失敗 したはずの育成選手・中村紀洋が、 どういうわけか開幕1軍に名前が掲載された。

中村、生き残りをかけたオープン戦「5番勝負」の結果
3/17 日ハム 三振 遊ゴ 投直 ----
3/18 日ハム 右飛 遊ゴ 一ゴ ----
3/20 ヤクルト 三振 投ゴ 四球 遊ゴ
3/21 横浜 二ゴ 遊併 右飛 遊ゴ
3/22 広島 欠場
オープン戦通算打率 .154


 この情報を聞いたアメリカのメジャーリーガーたちは、

 「日本は実力の世界だと聞いていたが、違うのか」
 「ノリはマイナー契約じゃなく、メジャー契約をしたのか」
 「フクドメでもマイナー契約なら1軍には上がってなかっただろう」

 と、口々に噂しているという。

-- ParaFla de DRAGONS! --