秋季練習終盤のある日、選手たちがベンチ裏のホワイトボードをのぞいていた。 「忠言耳を逆らう」「虎視眈々(たんたん)」「水を得た魚」。 3つのことわざと柳田、新井、中川の3選手の名前が書かれていた。 いったい何かと思ったら宿題だった。 ことわざの意味を調べ、翌日の練習前にその答えを交えながら、 1日頑張りましょうとあいさつするのである。 出題者の先生は川相コーチ。 「全く関係ないものを出すのではなくて、野球にも意味のあるものを出している」 と期間中出題していた。 辞典があればすぐ分かるが「家に国語辞典ないんですよ」と中川は困り顔。 学生時代の悪夢を思い出すし、今でも宿題と聞くとぞっとする。 ところでみなさん、3つのことわざの意味お分かりですか? (山本諭)
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