第156話

鬼の岩瀬の火消し日誌






 火付け盗賊改め方長官・岩瀬仁紀。その火消し仕事は迅速、そして確実。
 燃え上がった炎を一瞬に消す神の技を持つ岩瀬は、通称 “鬼の岩瀬” と呼ばれ、恐れられている。


火消しの岩瀬


 
中日    
ヤクルト      



火消しの岩瀬 「今日は俺の出番がありそうだな…」



「1番手は俺に任せてください!」

久本

久本




火消しの岩瀬 「………」

「親分!大火事です!」>
「親分!!」>

火消しの岩瀬 「…鈴木、行け」

火消しの鈴木 「え!?」




久本&鈴木、大炎上

火事



火消しの岩瀬 「………」

「親分!親分!」>
「ほっとくんですか親分!?」>

火消しの岩瀬 「岡本、行って来い!」

火消しの岡本 「俺かよ!?」



 火消しの岩瀬----------。
 しかし、本当にマウンドが炎上してるときは火消し作業は部下が行い、 沈火したときのみ最後に長官が出てくる。 燃えたままのときは、長官は出てこない。


 
中日
ヤクルト x



火消しの岡本 「やっぱおかしッスよ。クローザーのこと“火消し”って言うのは…!
だっていつも消してるのは俺らで、岩瀬は消し終わったあとにしか出てこないじゃないスか」

火消しの岩瀬 「9回ノーアウトから自分でつけた分の火は消している!」

だから“火消し”で間違ってない!



 その非情振りは、周りに “鬼の岩瀬” と呼ばれ、恐れられている。



ぶっちぎ竜