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第156話
鬼の岩瀬の火消し日誌
火付け盗賊改め方長官・岩瀬仁紀。その火消し仕事は迅速、そして確実。
燃え上がった炎を一瞬に消す神の技を持つ岩瀬は、通称
“鬼の岩瀬”
と呼ばれ、恐れられている。
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「今日は俺の出番がありそうだな…」
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「1番手は俺に任せてください!」
火消しの岩瀬----------。
しかし、本当にマウンドが炎上してるときは火消し作業は部下が行い、
沈火したときのみ最後に長官が出てくる。
燃えたままのときは、長官は出てこない。
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ヤクルト |
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「やっぱおかしッスよ。クローザーのこと“火消し”って言うのは…!
だっていつも消してるのは俺らで、岩瀬は消し終わったあとにしか出てこないじゃないスか」
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「9回ノーアウトから自分でつけた分の火は消している!」
だから“火消し”で間違ってない!
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その非情振りは、周りに
“鬼の岩瀬”
と呼ばれ、恐れられている。
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