選手名鑑の違和感
ごらんのようなスコアですので、この時間は予定を変更して、 『選手名鑑の違和感』 をお送りします。 以上は各一家の選手名鑑、親分衆と主力選手をチョイスしたものである。 何か違和感を感じないだろうか。 私も、先日観戦仲間のR氏に言われて気づいた。 ある特定の一家の選手が、不自然に歯を剥きだしにし、作り笑いをしているのである。 この“不自然な笑顔”が、見ている人の心に「意図のわからない気持ち悪さ」を植えつけるのである。 日本では一般的な認識として、 「いつも口の開いてる人はバカ」 というイメージがある。 “いい男”を形容する語句でも「口元のキリリと引き締まった」という修飾語がよく使われる。 「口元が緩んでる」=「だらしない」というのは、日本人の文化であり、一般常識と言っていい。 「あいつって何か、アホっぽいよな?」 「そうだな。何でだろう?」 なんていわれてる人は、大概は普段から口が開いているから、だ。 故に、いつも口の開いてる子供や、ゆるんでる子供は小さいうちに親から矯正される。 口の開いた子供は常に口からヨダレをだらだら流し、みっともないからだ。 だから、何でいい大人が、アホみたいに口を開けて写真に写っているのか、違和感を感じるのである。 基本的に日本人は喋るときと食べるとき以外は口を開かないものなのだ。 名前は知らないが、左から2番目の人なんかは完全に目が死んでる。 「あんまり歯とか見せたくないんやけど…」 という本音が画像を通して伝わってくるようだ。 3番目の人は「心ここにあらず」みたいな目をしていて、4番目の人は何かに陶酔してるような眼差しで、 変なクスリでもやってるんじゃないかと疑うほどだ。5番目の人は目の焦点が定まってない。 洗脳………! 「笑え」と言われたら笑う、「歯を出せ」と言われたら歯を出す。自分の意思に関係なく。 それが出来たとき、身も心もブラック・ジャイアンツの一員として、 オレンジ軍団の“人形”となったことを、示しているのである。 そう、ブラジャイにとって選手名鑑は、「身も心もオレンジに洗脳されたか」のリトマス試験紙なのだ。 そういえば、我が一家から意に反してブラック・ジャイアンツに行ってしまったあの2人はどうしてるだろうか。 ↓ ……………俺、吹っ切れそうだよ。 |