交流戦がはじまって2勝8敗。 大局の見えないエセ評論家は、この中日の負けっぷりの良さを 「ウッズが(出場停止期間中で)いないからだ」 「落合はデータのない野球に対応できない」 とめいめい勝手な分析をしたものだが、 真の中日ファンは分かっていた。
「スタメンに井上がいないのだ。勝てるわけがないではないか」 そう!実は井上は、交流戦に入ってから10試合でスタメン1試合。 ウッズに負けじと プチ謹慎 をしていたのである!!
(このたるんだプレーを反省するため、井上はスタメンを自粛した)
交流戦2勝8敗の“真の原因”はウッズの不在でなかった!! 真の主砲・井上の不在(スタメン外し)が響いていたのである! そして、謹慎期間を終えてこの日、対日本ハム第2戦で井上が「9番・レフト」でスタメン復帰したのである!! お帰り井上!!! 真の主砲・井上の劇的先制2ランで幕を開けた試合は、 “井上効果”で今までブッチブチだった打線が驚くほどつながり、 18安打で大量11点を奪い、日ハムに圧勝したのだった!! 「真の主砲・スタメン復帰記念」として、 自らチームの低迷脱出につながる勝利打点をあげ、 猛打賞のおまけ付きで見事な復活を告げた我らが井上!! ところがこの試合、誰もが「明日の1面は井上」と 各新聞社で明日の朝刊のレイアウトを考えていた終盤、 立浪の二塁打日本タイ記録が出て、井上の「明日の1面」の夢ははかなく消えた のであった。 (サクラ番記者)
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