2005/05/11(水) 全治10日が奇跡の回復!


全治10日が奇跡の回復!

 1週間前に交通事故で重症を負った陸上走者・シューゴーさん(本名・森秀悟さん)が、 全治10日間の重症にも関わらず、元気に走っている姿が目撃され、 関係各所に波紋を呼んでいる。

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 事の発端は今から1週間前の5月4日夜8:30頃、 バイク便配達員・森タイロン容疑者(本名同じ)がバイクで 「道路に飛び出してきたら轢くからな!いいか、道路に飛び出してきたら轢くぞ!」 と叫びながら走っていたところ、 シューゴーさんが道路に飛び出し、轢かれた。
 タイロン容疑者は「忠告はした。忠告を無視したアイツが悪い」と主張したが、 意図的にケガを負わせたタイロン容疑者の行為は悪質で、 10営業日の営業停止と罰金の処分が課せられた。

 一方、はねられたシューゴーさんだが、 「全然大丈夫。平気平気!」 と軽快な足取りで丈夫な体をアピール、 プロの専属トレーナーも診断の結果「異状なし」と判断、 シューゴーさんは自分が轢かれた現場から全力疾走でダッシュを再開したという。

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 ところがその翌日、シューゴーさんの所属チームが記者会見を開き、 「シューゴーは全治10日間の大ケガだ!」 「今は全く走れない状態。我々はタイロン容疑者にさらなる厳罰を要求する!」と発表したのである!

「痛いよー痛いよー、骨が折れたよー」


 昨日まで「平気ですよ!」と言って元気に走っていたシューゴーさんも、 「こんなんじゃ痛くて仕事になりませんわ…ああ痛い、ああ痛い…」と、 松葉杖をつき悲壮な表情で会見した。
 「責任を取ってもらわないと、あきまへんなあ〜」

続投させたスタッフの判断ミスじゃん


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 その全治10日間のはずのシューゴーさんが、事故から1週間後、 陸上の全国大会で元気に全力疾走している姿が発見されたのである(!!)。
 「医師の診断」が本当なら、とても走れる状態ではないはずだが…。


木ッコロ
「おい、なんだこれ? ドラゴンズの話はおろか、野球の話ですらないゾ?」


守ゾー
「あ、本当だ!…おやおや、どうも原稿を間違えて載せちゃったみたいだ」


守ゾー
「ええと、これは来月出る新刊 『気をつけろ!タカリヤクザの悪質手口』 のナマ原稿だね。 どこで紛れ込んだんだろう?」


木ッコロ
「机の上、ちゃんと整理しとけよ」


守ゾー
「あったあった、こっちが本当の原稿。 さっきのは間違い! 今読んだやつは忘れてね☆」




全治10日が奇跡の回復!

 5月4日の中日−ヤクルト戦で、タイロン・ウッズ選手(中)から暴行を受け、 「大丈夫です。投げられます!」と言って続投し、 好投をみせた藤井秀悟投手(ヤ)が事件から1週間後の11日、 元気に先発のマウンドに立った。
 勝ち負けこそつかなかったが、7イニングを3安打無失点と完璧な内容。 事前にチームからマスコミ向けに発表があった 「とても投げれる状態ではない」「医師の診断では、全治まで10日はかかる」 といった最悪の状態を微塵も感じさせない素晴らしいピッチング内容に、 関係者からは「奇跡の回復力だ!」と驚きの声があがっている。

(エンタ朗番記者)