2005/05/05(木) ウッズvs藤井、想定外の乱闘!【後編】


(4) ウッズ、ヤクルト陣営に内角攻めを止めるようお願いする


 「タイロン、今度ヤクルトに内角投げられたら乱闘するんだって?」
 「エッ? 何ノ事ダヨ?」
 「新聞みたぜ。すごいガッツじゃないか!楽しみにしてるぜ」
 「エ?ナニ? 確カニ死球ハ許セナイッテハ言ッタケド…」
 「何言ってるんだ。新聞(中スポ)で1面になってるよ。今度来たら殴り返してやる!って」
 「エ?マジ?マジ? 新聞ノ1面???」

 既に、後戻りは出来なかった-------。
 「ヤクルト戦でぶつけられたら、乱闘する」
 外国人は、契約が何より優先する社会。 この瞬間、ウッズの言質によりマスコミとの「契約」が 成立した。
 ウッズの肩にプレッシャーがのしかかる。

 「嫌ダナア…出来レバ乱闘トカシタクナインダケド…。出場停止トカナルシ…。 ダイタイ、ボク、平和大好キ。喧嘩トカ嫌イヨ」

 地元の新聞の1面で大々的に 「今度ビーンボールが来たら乱闘する」と 公約 させられてしまったウッズ。
 そして迎えた5月5日のヤクルト戦。
 ウッズは、試合前からヤクルト選手に、

 「内角投ゲナイデネ」
 「オ願イダカラ内角ハ止メテヨ」
 「内角来タラ、ボク、ゼッタイ乱闘シナクチャイケナイ事二ナッテルミタイナノヨ」
 「ダカラ絶対、内角投ゲチャ駄目ヨ!ヨロシクヨ!」

 と、お願いして回ったのである!!




(5) そして、その瞬間が!


 しかし、「内角攻めを止めろ」なんてワガママな要求が通るわけがない。
 ピッチャーはバッティング・マシーンではない。外角も投げれば内角も投げる。 「ここに投げるな」なんて敵のいうことを忠実に守っていては、 試合に負けてしまうのだ。

 藤井の投げた一球が、ウッズのインハイをかすめる!!


藤井vsウッズ

藤井vsウッズ

藤井vsウッズ

藤井vsウッズ

藤井vsウッズ

藤井vsウッズ

藤井vsウッズ

藤井vsウッズ

藤井vsウッズ

藤井vsウッズ




さんま君

♪どうする〜


- 完 -