セリーグ開幕を翌日に控えた3月31日、本紙編集部に
とんでもない仰天情報が飛び込んで来た!! 「今年の中日の開幕投手は、遠藤らしいぞ」 ↑開幕投手大抜擢に張り切る遠藤 いかに“オレ流・落合”といえども、このサプライズには編集部一同騒然となった。 「そんな驚くほどのことでもないでしょう。遠藤といえば大ベテラン。 隔年投手の川上や、投げてみないと分からない朝倉と違い、安定感は抜群です。 たとえば川上はいいときは0点に抑えるけれど、悪いときは3回KOとかもあるでしょう。 つまり計算が立たないんですよ。 その点、遠藤は、調子がよかろうが悪かろうがコンスタントに5回で4失点くらい。 “予測が立つ”んです。安定感のある投手っていうのは、遠藤みたいな投手のことを言うんですよ」 と、関係者。 なるほど。 今年の中日はウッズの加入で得点力の大幅アップに期待がもてる。 ということは、遠藤がたとえ5回4失点したとしても、「想定の範囲内」というわけだ。 味方が10点とってくれるのに相手を0点に押さえる必要はない。 そして遠藤なら先発してもせいぜい5回までだから、 中継ぎ陣に「試合に馴れさせる」意味でも格好の存在だ。 今年は中田・鈴木・チェンと若い力が多いだけに、先発完投型の川上よりも、 中継ぎ総動員が確実な遠藤こそが「もっとも開幕投手にふさわしい男」というわけだ。 残る問題はただひとつ、 「遠藤は開幕1軍メンバーに選ばれてない」という事実だけだが、 30日の公示では1軍登録28人のうち中日は27人しか登録していない。 “残る1席”に、衝撃的なサプライズが待っていると期待に胸をふくらませているのは、 記者だけではあるまい。 (インチキ記者)
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