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先発は、前回ジャンケン先発で今季初登板&プロ初完封をやらかした山井。
名古屋一家は3回に井端と立浪の連続タイムリーで2点を先制したが、
5回に山井がピッチャーの加藤にタイムリーを浴び今季初失点、
最少失点差で逃げる形となった。
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名古屋 |
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横浜 |
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そして6回表、2死ランナー一二塁で、
迎えたバッターはこの日1三振と、そろそろ打ち頃の
真の主砲・井上!!
「井上ーー!!横浜球場の外を走ってる車にぶつけないようになーー!」
「真の主砲はお前だーー!!!」
誰もがダメ押しの3ランを確信した!!
「オレが決める!!」
そして、落合親分がベンチから出てくる。
「おお、親分から直々に真の主砲にアドバイスか!?」
と思いきや、親分、井上の前を素通り。
おもむろに審判に交代を告げた。
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代打・光信。
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「またかよ!」
9月7日の試合に引き続き、この日も
相手投手が右の加藤武治にも関わらず、左から右、
高橋光信を代打に起用したのだ!!
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グァキーーン!!
光信、とどめの3ラン!!
代打起用、大正解!
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期待通り。
右と右? 関係ないよ。
あそこはフォアボールでも外野フライでもいい。
というより最低でもフォアボールや外野フライが欲しい場面なんだ。
そういう意味で、カズキより光信の方が確実ってこと。
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…しかし元締め。
それではまるで井上さんが
「フォアボールを選べないバッター」
「外野フライさえ打てないバッター」
みたいじゃないですか。
そんな言い方したら、井上さんに失礼なんでは…?
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カズキにはカズキの長所がある。
その長所を生かし、うまく使ってあげるのがオレの仕事。
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「右とか左は関係ない」かあ。
今回は右ピッチャーなのに代えられたけど、要するに落合親分は
『オレはむしろ左の方が得意』
って分かってくれてるんやなあ。
ようし、その期待に応え、次は頑張るぞ!!
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…な、なんと前向きなんだ、
井上さんって人は…!!
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そう、それがカズキの長所。
いつだって明るく前向き。
あれくらいでスネて落ち込むようなヤツじゃないから。
監督としては非常に使いやすいよ。
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名古屋 |
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横浜 |
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名古屋一家、優勝マジック「4」点灯!!
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