ドミンゴ、一家の命運を握る 4月28日(水) ×広島−中日○ そろそろ 横浜が何故解雇したのか、その原因が誰の目にも明らかになりつつあるドミンゴ が、ようやく移籍後初勝利を挙げた。 「日本で失敗する外国人選手」といえば、一般的には
試合後、ドミンゴは 「これまでアンラッキーなとこもあったけど勝ててよかった」 と、普段見せるメンタル面の弱さはひとまず棚上げ、 これまで勝てなかったのを“運・不運”で片付けてしまう マウンド上でも見せて欲しい“気持ちの切り替え” を見せつつ、待望の1勝を素直に喜んだ。 そしてドミンゴの運命共同体・森繁和コーチ の首の皮も同時につながったわけだが、 「そりゃうれしいよ。(横浜から)一緒に連れて来たんだもん。 これからどんどん勝っていくよ」 と、これも横浜からもってきた ベイ感覚あふれる楽観主義 で堂々の「連勝スタート宣言」だ。 一方で、そんな森コーチの進退問題をファン以上に注目している人間がひとり。
本当の危機はドミンゴの勝率よりも、 連動して起こるだろう森コーチの去就問題、 そしてそれに伴う 鈴木孝政チーフ投手コーチの実質的な権力支配 であり、 森コーチならずとも「ドミンゴよ、勝ってくれ!」 と願うのは多くのファンの一致した気持ちだ。 何しろ、ドミンゴの選手契約は基本的に1年だが、 タカマサとの契約は3年もあるのである。 |