原監督、第二の山田か?
19日から始まった東京エッグでの読売−阪神3連戦。
読売・渡辺オーナーが3年契約で来季続投が規定路線の原監督について、注目発言をした。
「(球団記録となる)10連敗したら分からなかったな。もし、
ここ(阪神戦)を3タテすれば9連敗のことはチャラだ。
だが、3タテされるようだったら、(来季の続投を)考えないといかん」
と、3連敗の場合は原監督の途中解任
を示唆。強烈なプレッシャーをかけた。
原監督は3年契約の2年目。契約を1年残している。
が、今年は、セ・リーグのある球団で
原なんかとは比べ物にならないほど現役時代・コーチ時代を通じ実績のある
とある大物監督が、3年契約の2年目でシーズン途中に解雇された
実績があるために、
「ああ、あれほどの往年の名選手でも、3年契約を途中で破棄してもいいんだ」
という考え方が各球団フロントに浸透、
読売がそのチームの人事を「お手本」にした可能性は大いにある。
ああ、何と感慨深いことだろう。
これまで、野球協約をはるかに上回る裏金、ドラフトの抜け道利用、
コーチ・選手の引き抜き、金満補強と、常に
悪いことは読売を手本とし、「プチ読売」の名を欲しいままにしていた中日
が、ついに、読売に手本とされるような球団になったのだ!
これぞ、主従逆転ッ!!
いまや、中日は「プチ読売」なんかではない。
読売が「プチ中日」なのである。
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