なんと候補者11人!!
山田久志監督の電撃休養から1週間。中日の新監督が決まらない。
久志がベンチからいなくなってから8試合を7勝1敗と、
もはや「はなむけ」などと言うレベルを超え、
むしろ「意趣返し」とでも言うべきイヤガラセに近い連勝街道を突き進む中日
だが、この日のナゴヤドームの役員会で、休養発表後初めてフロントと白井オーナーが会談。
西川球団社長、伊藤一代表、井手編成担当が作成した「監督候補者リスト」がオーナーに手渡された。
しかし、その数なんと11人(まだ絞ってないんかい!)。
白井オーナーは、
「進展は何もない。リストは見たがこれじゃダメだと言った。どこの新聞が報じた名前かも書け、とね」
と意味不明の発言。(次期監督は新聞予想で決まるのだろうか?)
「急いては事をし損じる。期限は切らないし、慌てて決めることはない」
と、確か去年のオフも一昨年のオフも同じようなことを言って新外国人をなかなか決めず、
挙げ句に獲得戦線に出遅れ、ダメ外国人ばかり集めてきたことの反省はゼロのご様子。
さらに
「理想は選手の長所を引き出せる人。人気?
有名監督で失敗した例は多いし、人気を作り出せる人がいい」
と、最有力候補とされる高木守道
氏をバッサリ。
西川球団社長にいたっては「10月上旬から中旬あたりまでずれ込む可能性もある」と、
さすが
素人らしいのんびりさ
を見せ、まるで他人事だ。
組閣、ドラフト、FA、新外国人などこの時期から考える事は山積みなのに、
陣頭指揮を執るべき新監督は全くの白紙ということが明らかになった中日、
来季へ向けた新チーム作りは、早くも暗礁に乗り上げた。
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