山田監督、首チョンパ!
広島遠征中の中日は、西川順之助社長、伊藤一正代表と山田監督による会談を広島市内の宿舎で行い、
山田監督が成績不振を理由に休養を申し入れ(た事にし)、
球団側が了承した(ことにした)。
会見の席上、西川球団社長は
「Aクラスになったとしても、こういうペナントレースにした責任は中日にもある。
ファンの失望感がヒシヒシと伝わってきた。残り20試合が惰性の消化試合になるのなら、
来季に向けてプラスにならない。それなら選手の気持ちの切り替えが必要だと判断しました」
と解任理由を説明したが、実際は
ファンではなくオーナーの失望
であることはスポーツ紙各紙で既に前日に報道済み。
白井オーナーの「続投は白紙。きっと社長から何か報告があるだろう」との
解任催促
を受け、
あわてて山田解任に動いた、というのが真相のようだ。
3年契約の途中解任となった山田監督は、会見では目にうっすらと涙をため、
「まさか自分がこんなことになるとは思ってもみなかった。
なぜ、という気持ちはあるが、オーナーと社長の決定なので了承した」
と、球団への不信感と残る未練を隠さなかった。
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