あっという間の5位転落、 堪忍袋の緒も切れる
「ああ、こんなとき谷繁がいれば!」
「谷繁が帰ってくるまでの辛抱だ!」
そんな都市伝説にすがり、
谷繁の復帰でチームが立ち直ると信じていたファン、
信じ込ませていた地元新聞の願いを断ち切り、
谷繁が復帰マスクをかぶった2試合が2試合とも、
真ん中リードでサヨナラ負け。「逆谷繁効果」で中日が5連敗だ。
それでも今までは
敗戦の責任は外国人をスケープゴートに
していたが、
この日はオチョワ・クルーズの両外国人をスタメンから外し、
途中代打出場のオチョワもヒットで結果を出してるだけに、
外国人のせいにすることも出来なかった。
トーチュウ1面、禁断の山田采配批判が紙面に踊る。
もちろん、記者の記事として書くと内部批判になるため、
専属評論家・古葉竹識氏(元・広島市長候補)のコラムという形を取っているが、
みんな思っていながら口に出せなかったこと
がついに大本営によって印刷されたことに変わりはない。
「耐えて勝つ!」より
先発の野口は今季一番と思えるほどのデキだった。しかし、立ち上がりから飛ばしていたのだろう。
6回に1点を失った時点で限界だった。記者席から見ていて、
私の目には「代えどき」に映った。
そして7回表に中日が1点を勝ち越し。だが中日ベンチは野口を続投させ、再び追いつかれた。
代える投手がいないなら野口続投は理解出来る。
だが、中日には12球団一のリリーフ陣がいるではないか。
落合、山北、大塚、岩瀬…。
勝利のために最善を尽くすのであれば、残り3イニング、すべてのリリーフ陣を投入してでも
1点を守りきる姿勢で挑むべきだったのではないか。
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