ペナントレース開幕!
いよいよ2003年のペナントレースが始まった。
この日、セパ12球団による計6試合が同時に開幕し、
中日は東京エッグで読売と対戦、
投打に読売を圧倒し、7−3で快勝した。
日本テレビによる試合中継では、
予想通り上原vs川上を「親友対決」と銘打ち猛プッシュ。
松井なきあと、何とか視聴率を取り戻そうと
敵である川上の人気にあやかろうと必死の姿勢が、何とも痛々しかった。
さて、そんな日本テレビの「今年1番の話題」で主役になる(はずの)上原だが、
オープン戦同様、どうでもいいような選手にまでパカスカ打たれ、簡単にノックアウト。
テレビの前の読売ファンが一斉に同日行われた裏番組のサッカー日本代表vsウルグアイ戦にチャンネルを変える頃、
用意していた上原の雑草エピソードが無駄に終わった番組の次の話題は、
「ペタジーニの緩慢な守備」に移っていた。
解説ゲストの長嶋オリンピック代表監督は、
「これは原監督の責任です!
ペタジーニが外野を守るリスクを承知の上で使ってるんですから、
分かってて起用した原監督の責任ですよ!」
と、猛然と原監督バッシングを開始。
マルティネスのときにさんざん叩かれた自分の境遇
を思い知れ! と言わんばかりの熱いトークを展開。
昨年、自分が監督のときはなかなか優勝できなかった同じメンバーで、
あっさりと優勝してしまった原監督に一言も二言もあるようだった。
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