西川社長、「うちは金銭に興味はない」
中日が獲得した新外国人ケビン・ミラー外野手(31)に対し、
米レッドソックスが譲渡を申し入れている問題で、
西川球団社長(70)は17日、
レ軍の要請を断固拒否する姿勢を改めて強調した。
同社長はレッドソックスから3度目の譲渡申し込みが
電子メールであったことを明かし、
「うちはミラーを必要な戦力として獲得した。
ファンも期待している選手を出すことは絶対にあり得ない」
と即座にメールで拒否の返答した。
レッドソックスはミラーの譲渡条件として、
(1)移籍金2200万ドル(約2億4000万円)
(2)ベニー・アグバヤニ外野手(31)の譲渡
(3)違約金の全額負担
を用意していると言われる。
これについて西川社長は、大胆にも
「うちは金銭に興味はない」
と豪語。そもそも年俸問題でメジャーとの交渉が難航していたミラーを、
元の球団の3倍のカネで買い叩いた中日が「金銭に興味はない」と何事なのか。
まるでレッドソックスがミラーをカネで買い叩きに来たことを、
「悪い事」でもあるかのように言い放つ西川社長に、
鏡に写る自分の姿が全く見えていない「プチナベツネ」
の影がチラホラと見え隠れしている。
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