1月6日(月) 山崎、神戸にポイ捨て
山崎、オリックスにトレード
山崎と同じタイプのクルーズを獲得してきたあたりから、 もう薄っすらとシナリオが見えていた中日・山崎武司一塁手(34)の交換トレードが決定した。 球団公式ページで球団幹部から直接バッシングされ、 親会社の新聞をあげて叩かれ、 外堀を埋めに埋め尽くし、 行き場を失わせ、 万全の状態で決定した山崎のこのトレードを、 球団側は
本人の意思を尊重
と発表、周囲の失笑を買っている。
トレード!? それで山崎さんは、契約更改を保留したり、 「気持ちの整理がつかない」なんて変なことを言ってたのね。
「整理がつかない」って、まさか整理の対象が山崎本人だったとはね。
でも、複数年契約って、チャラに出来るの?
出来るよ。「統一契約書」には複数年契約についての決まりなんてないからね。
統一契約書に書いてるのは「この契約書の有効期間は2月から11月までの10ヶ月間」っていうのと、 「6月30日までは球団は自由に選手をトレード出来る」って事だけで、 単年だろうと複数年だろうと、6月までトレードは「出来る」のさ。 複数年契約はプロ野球機構の関知しない、球団と選手の言ってみれば裏契約で、 それこそ両者の信頼関係によって成り立ってるものだからね。
両者の信頼関係?あるの?
ないから破られたんだろ?
そうね。
他の選手たちも背筋が寒いだろうね。厄介者になると居場所をなくされ 「本人の意思を尊重して」追い出されるのよ。怖い、怖い。
去年、山崎がFA残留したとき、「ナゴヤにはお金で買えないものがある」 って言っていたのが思い起こされるよ。
確かに、山崎さんとファンやフロントとの信頼関係は、 お金が原因で悪化することはあっても、良化することはなかったからね。
お金で買えたらよかったけどね。