中村、世界は自分を中心に
17日の交渉で、国内の球団を阪神か近鉄かに絞り込むことを明言していた
近鉄・中村紀洋内野手が、一夜明けて一転、
「返事をするのは難しい」と言い出した。
「筋道を通すために阪神と会うけど、返事を出すわけにはいかない。
その後に近鉄と再度会う約束をします。
近鉄か阪神かどちらかに絞れと言われてるけど、
お世話になった近鉄と手を挙げてくれた阪神。
そのどちらにも筋道を通すのが僕自身の誠意だと思う」
優柔不断。ウソつき。他球団にさんざん迷惑をかけ、
それを「僕自身の誠意」と言い切る酔っ払い振りに、
手をあげてしまった各チームは
一向に補強が進まずフラストレーションも限界。
挙げ句の果てに、
「FA自体を楽しみたいと思っている。
迫られて返事を出すのではFA権を取った意味がない。
一生を左右する宣言ですからね。
阪神の事情で動くわけにもいかない」
と豪語。男がいったん「この日までに決める」と言った事を、
「やっぱり決められないよう」
と自分で撤回して、それを謝るどころか阪神のせいにしてしまったのだ。
筋道を通す男・中村紀洋。そろそろ星野監督以下、
みんなの血管の筋道がブチ切れる。
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