10%減でサイン
第1回契約更改で、これまでの実績、一発サインを全て無視して
14%(1960万円)ダウンの非情提示を受け、プロ入り初の保留をしていた野口茂樹投手が、
2回目の契約更改に臨み、10%ダウンでサインした。
今までどんなに活躍しても、
球団は野口が反抗しないのを言いことにケチケチ査定の微アップ提示を続け、
それを今まで文句ひとつ言わずサインしてきた野口が、初めて保留したのが前回。
金に無頓着な野口だけに、相当の屈辱だったのだろう、
球団にはファンからの抗議が殺到し、球団が譲歩した格好だ。
契約更改交渉を終えた伊藤球団代表は、この「ファンからの抗議」について、
なんと報道陣にクレーム。
「新聞では(21%ダウンの)3000万円減と書かれたが、
実際にそんな提示はしていない(14%ダウンの1960万円減)。
おかげでファンから抗議
もあったじゃないか」
と真顔で話した。
ファンの怒りは、14%だとか21%だとか、数字が幾つかとかの問題ではないのに。
ここにもファンや選手の気持ちを「分かってない」フロントが。
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