|
谷繁の勝利打点消す
「あ、ゴメン!トンネルしちゃった!」 打率は正直
自らの芸術的トンネルで3−3と同点にした立浪は、その裏、 先頭バッターでヒットで塁に出ると、井上の送りバントで二塁進塁。 バッターボックスに谷繁を迎えさえ、 「さあ、こういう場面でタイムリーを、打てるものなら打ってみろ! オレはヒット打ったからさっきのエラーはチャラだ」 とばかりのお膳立てを整えた。 「さあ1死二塁、得点圏だぞシゲシゲ!」 もちろん、谷繁三振。
先制タイムリーを忘れさせるには十分な
「肝心な場面で役に立たないバッティング」
を披露させ、立浪を差し置いて谷繁ヨイショを続ける在名マスコミに
“警告”を与えたのだった。 分かってきた山田監督
山田監督は敗因について、
「ピッチャーの守りも乱れていたから」
そして今日も、谷繁の勝敗に関係のない打点だけが残った。 |