谷繁、これが自慢の 強気のリードだ!
中村さん帰って来て
1点を先制しながら「1−0で逃げ切ろうなんてことは考えていなかった」
と山田監督が言うように、
リードしてる場面で山北→遠藤と継投、読売に「追いついてください」と強くアピール
した7回読売の攻撃、2死二塁の場面。バッターはここまで「3の3」の清水という、
中村さんなら確実に逃げの配球で歩かす場面
だが、強気のリード・谷繁はこれが売り物の真っ向勝負。スカポンと同点タイムリー2ベースを浴びた。
さらにランナー二塁変わらずで、続くバッターは仁志。次打者が不調のウルフ高橋だけに、ここも
中村さんなら確実に逃げの配球で歩かす場面
だが、強気のリード・谷繁はやっぱり売りの真っ向勝負。スカキーンと二者連続のタイムリーを喰らい、
あっさりと逆転された。
その後、立浪選手会長の同点ソロが飛び出し、試合は2−2で延長に。
そして迎えた10回表、1死二塁でバッターは松井。もちろん
中村さんなら確実に逃げの配球で歩かす場面
であるのは言うまでもないが、強気のリード・谷繁は構わず真っ向勝負。
ボカスカドスンと決勝タイムリーを浴び読売が逆転。
原新監督の初勝利は中日がプレゼントする結果となった。
元ドラ、活躍!
神様による損失補填
中日から追い出された選手たちが新天地で頑張っている。
3月30日、福岡ダイエーと日本ハムの開幕戦では、鈴木平が3番手で投げ、勝利投手に。
その翌日、大阪近鉄とオリックスの試合では、
先発した小池が7イニングを2失点(自責1)で勝利投手。
そしてこの日の中日―読売戦では、
フロントの不手際で中日とケンカ別れとなった前田幸長が4番手で投げ、
原監督就任後、最初の勝利投手になったのだ。
日付 | 対戦 | 勝利投手
| 3/30 | ○福岡―ハム● | 鈴木平
| 3/31 | ○近鉄―オリ● | 小池
| 4/03 | ○読売―中日● | 前田幸
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投手陣の故障が相次ぐ中日とあまりに対照的な、まるで
神様のいやがらせ
ともいえる「中日追い出され組」の活躍だが、
海の向こうでは昨オフ解雇された中山が台湾リーグで初勝利を挙げたそうで、
開幕してまだ一週間も経たないうち、
中日を出されたピッチャーのうち武田を除く全員が初白星を挙げたことになる。
その武田も、
今週から桜花賞
ということで、初勝利は目前だ。
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