1位 消えた電報
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川崎 | 2001年、オフの話題は中日が独占だったな。 | |
吉田 | シーズン中は中日なんぞ、話の片隅にものぼることはなかったのにな。 | |
川崎 | 激動の2001年、十大ニュースの第1位は「消えた電報」だ。 | |
吉田 | 何だそれは。 | |
川崎 | まあ聞け。知ってる人は知ってると思うが、昨年の11月、『メッタ斬り!プロ野球』の主宰・親友つめきりの結婚式があった。 | |
吉田 | む。本人のページで発表してないことをここで言っていいのか。親友が「オ、オレの女性ファンが減るじゃないかぁ!」と涙ながらに怒るぞ。 | |
川崎 | 話題としては以前に『ああシャオ屋根裏部屋』のBBSで出ていたから、何か言われたらそっちのせいにするよ。 | |
吉田 | 逃げ道は万全というわけだな。 | |
川崎 | 親友の結婚式だけに、何があっても駆けつけたかったのが、あいにくどうしても外せない用事があり、オレは行けなかったのだ。 | |
吉田 | それはさぞや無念だったろう。で、その「どうしても外せない用事」とは? | |
川崎 | 『新婚さんいらっしゃい』と『パネルアタック25』とかぶってしまって。 | |
吉田 | ああ、それは結婚式を日曜日に設定してしまった親友が悪いな。 | |
川崎 | そうだろう。しかし、いかに桂三枝や児玉清より格が落ちると言っても、親友は親友。オレは親友の結婚式の二次会にお祝い電報を打ったのだ。 | |
吉田 | ほほう、さすがは親友思いだな。 | |
川崎 | だがしかし。 | |
吉田 | だがしかし。 | |
川崎 | 読まれなかったのだ。 | |
吉田 | 何だって?! | |
川崎 | オレが、親友とその新妻に向けて心をこめて打った電報は、二次会の席上で読まれなかったのだ。 | |
吉田 | どうして? | |
川崎 | 消えたのだ。オレの打った電報は、二次会の会場から忽然と姿を消したのだよ。 | |
吉田 | 不思議なこともあるものよ。親友もさぞや残念だったろう。 | |
川崎 | しかし後日、それは主催者側の手違いだったことがわかり、発見された。 | |
吉田 | おお、よかったじゃないか。それでは新郎新婦の手元に無事に届いたわけだな。 | |
川崎 | うむ。親友からは喜びのメールが届いたよ。それがこれだ。 | |
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吉田 | …会場で読まれなかったのは「奇跡的な幸運」と言うしかないな。 | |
川崎 | というわけで、それペナ2001年十大ニュース、輝く1位は、「消えた電報」ならぬ「つめきり、結婚おめでとう!」というわけだ。 | |
吉田 | おお、最後はめでたいニュースで締めたな。 | |
川崎 | おめでとう、つめきり! 幸せにな! | |
吉田 | 更新しろよ! | |