5月30日(火)
●中1−3ヤ○
(●バンチ→鶴田)
皆さんは「天下三分の計」というのは知ってるかな。
これは大昔、中国が乱世であった頃、国を3つに分けて3人の英雄にそれぞれに天下を取らせるという計略だ。
勢力がある程度拮抗してるときは、こうやって天下を取らせておいて、
あとからじわじわと攻め落とすというのも、天下統一のための一つの手段なんだな。
その証拠に、我が中日ドラゴンズはペナントレース序盤、広島と阪神にイヤというくらいやられた。
いや、やられる演技で相手を敢えて走らせたでしょう。
その結果はどうだった?
そう。広島も阪神も一旦は首位に立ち天下を取ったが、
しょせんそれは我々の計略に載せられて「もらった天下」。
実力で取ったものじゃないから、またたく間に転げ落ちてしまっただでしょう。
頂点が見えると人は欲を出す。欲を出せば周りが見えなくなる。そうしてペナントレース全体を見る目を失い、
その場限りで燃え尽きてしまうんだな。広島と阪神がそうだったでしょう。
いわば、実はこれこそが
「中日流・天下三分の計」
の策略だったというわけなんですよ。
そこで今回は若松さんのヤクルトだ。
聞くところによると、ヤクルトは若松さん就任以来一度も首位に立った事がないそうじゃないか。
ここはひとつ、うちのサポートでヤクルトさんを首位に立たせ、
広島や阪神同様に燃え尽きてもらおうという塩梅です。
だからファンの皆さん、心配しないで下さい。
ほんの今のひとときだけ、若松さんに束の間の幸せを味わってもらおうじゃないですか。
(ほしのせんいち)
|