オフ情報(9月〜10月)

10月31日(火)秋季キャンプ、リタイア1号は山北

 遠藤にまで「あいつ、変わったよな」と言われている山北 が風邪の症状を訴え、この日の練習を欠席。リタイア第1号となった。 閑静で自然豊かな伊良湖だけに、 遊ぶところが何もなくて生活のリズムが狂った か。


10月31日(火)大豊、阪神との交渉決裂!

 今季の年俸1億円から30%ダウンの提示を不服としていた阪神・大豊が球団と最終交渉、 しかし球団からの歩み寄りはなく、自由契約となる事になった。 大豊は中日から阪神に移籍した翌年から、 5400万ダウン、2600万ダウン、3000万ダウンと3年間でなんと1億1000万のダウン。 あのくらいの成績で3年間で1億1000万もダウンした阪神も阪神 で一部ファンからは同情の声も聞こえるが、 あのくらいの成績で3年間で4億600万ももらっていた大豊も大豊 だ。


10月31日(火)やっと結論

 「俺が直接出向いて話をしてもいい」と星野監督が宣言していたのを知りつつ、 ダイエー決定と報道されていた最中に「他球団の話を聞きます」と言いだし、 センイチ始め各球団の代表クラスを名古屋・大阪・神戸から九州くんだりまで呼びつけた挙げ句、 「ダイエーか阪神かで迷ったが、ダイエー」 と残りの2チームなどハナっから眼中になかった事を激白、 学生とは思えない 超大物 ぶりを見せていた立命大・山田秋親君が、 当初の予定通り逆指名先をダイエーに決定、 忙しい中はるばる九州まで来てくれた3球団に 電話1本で 断りを入れた。


10月31日(火)中スポ、いまだあきらめず

 その前日に「立命大・山田、ダイエー入りへ」と報道した舌の根も乾かぬうちに、 中日スポーツが「竜、再びチャンス!立命大・山田秋親、ダイエー逆指名棚上げ!」 などと言いだしナゴヤ市民を困惑させている。 記事によると、 「山田サイドがOB会側と協議する前の29日に、ダイエー入り決意を 一部の報道メディア に漏らした。 これがOB会側の反発を買ったようだ」というものだが、 一部メディアも何も、お前んとこの新聞やないか と中スポ読者からは総ツッコミ。 正式会見があったわけでもないのに「山田、ダイエー入り決定」と30日付けの中スポで報道したその思惑は、 OB会をつっつき絡め手で山田君に追い込みをかけるためだったのかどうかは不明だが、 いずれにしても「東京中日スポーツ」では「竜、再びチャンス!」の「チャ」の字も出さず、 地元のカラ騒ぎを冷ややかに観察している。


10月30日(月)日米野球、岩瀬に替わり山崎

 3日から中継ぎ選手を潰す目的で行われる日米野球だが、 ようやく岩瀬が辞退してくれ、 代わりに中日からは山崎が出場する。 今回辞退したのは故障で満足に走れない小久保(ダ)、 スキャンダルで表を満足に歩けない江藤、 8連戦8連投させられそうな岩瀬、 ついにでに西口(西)の4選手で、 入れ替えで 小坂(ロ)、山崎(中)、下柳(日)、森慎二(西)が出場する。


10月30日(月)伊良湖キャンプ開始!

 若手投手陣を中心とした秋季キャンプが愛知県・渥美町の伊良湖岬にある同町総合運動場でスタートした。 今季絶不調だった野口は初日から109球の投げ込み、さらに新球・ 落ちるフォーク にも挑戦と、来季にかける意欲を見せている。 また、このキャンプには広島から移籍の紀藤が参加。 35歳での秋季キャンプ参加は異例というか、その目的が分からないが、本人が自分から参加したいと言ってきたとの事だが、 やはり 広島の選手は練習しないと死んでしまう という噂は本当のようだ。


10月30日(月)ベストナイン発表

 両リーグのMVPとベストナインが発表され、MVPは松井(読)、 松中(ダ)が獲得、 最優秀新人にはセが首位打者・金城(横)、 パは該当者なしとなった。 ベストナインで目を引くのは、投手のタイトルを一つも獲ってない工藤(読)が選ばれてるあたりで、 昨季FAの際に決断をギリギリまで粘り、 中日に入ると見せかけて直前で読売入り、 ライバルチームの戦力構想を一からやり直しさせる事にまんまと成功 したことで読売優勝に貢献した、その鮮やかな駆け引きが評価されてのものか。 また、打撃優先のはずのベストナインで首位打者を獲った金城が選ばれておらず、 代わりに江藤が選ばれているあたりも同様のことが言える。

MVP・新人王・ベストナイン
 
MVP 松井(読)松中(ダ)
新人王 金城(横)該当者なし
投手 工藤(読)松坂(西)
捕手 古田(ヤ)城島(ダ)
一塁手 ペタジーニ(ヤ)松中(ダ)
二塁手 ローズ(横)大島(オ)
三塁手 江藤(読)中村紀(近)
遊撃手 石井琢(横)松井稼(西)
外野手 松井(読)
金本(広)
新庄(神)
イチロー(オ)
柴原(ダ)
オバンドー(日)
DH  ウィルソン(日)


10月30日(月)洗平君が中日を逆指名

 東北福祉大の左腕・洗平(あらいだい)竜也投手(21)が中日の逆指名会見を行った。 洗平君は会見の席上で、 「オイだばアンチ読売ださげ、松井のボケどご3球三振さ斬りで」(*1) と、 第一印象からセンイチと久志のハートをがっちりキャッチ、 早くも開幕1軍は当確 といったところで、このあたりは ついうっかり口を滑らせて読売ファンという事が発覚、 おかげで1軍入りを2位の福沢に先を越されてしまった去年の朝倉 を反面教師にしたのだろう。

(*1)…東北弁にコンバートしてみました。 実際には洗平君は津軽の人なので、こんな庄内弁は使いません。


10月29日(日)あの『丸伝』が!

 以前から広島ファン疑惑の持ち上がっていた 『丸伝スポーツ新報』に、 新たに「広島支社」なるコーナーが28日に出来ていた事が明らかになった。 これによりさらに「疑惑」が加速する同ページWebmasterしゃちょう。氏の 倫理観についてネット上で活発な議論が行われているが、 それはそれとして、 広島球団は今季3割・30本・30盗塁を達成した金本の記念グッズを11月10日から販売する。 Tシャツ・タオル・テレフォンカード(50×3)でそれぞれ3300円。 通信販売もしてるという事で、本誌編集長(sato23)も もちろん 購入するつもりである。


10月29日(日)新外国人・アンローを獲得

 ナゴヤ球場でテストを受けていたティム・アンロー内野手(30,3Aリッチモンド)の採用が決定した。 昨年は3Aで24本塁打、打率.278と 割と普通の成績 の外国人選手だが、バンチ・ギャラード、それにディンゴと メジャーよりマイナー選手の方に当たりが多い中日 だけに、ポスト・ゴメスとしての働きが期待される。 家族はシモン夫人・ライリー君(5)、カーソン君(3)と、こちらも ポスト・ゴメスジュニア として期待だ。契約金は1100万円、年俸2750万円。(推定)


10月29日(日)山田君、ダイエー逆指名へ

 中日が逆指名獲得に奔走していた立命大・山田秋親投手のダイエー逆指名が決定した。 山田君は ダイエーか阪神か で迷ったが、ダイエーに行かないと後悔すると思い決心した」 と、何と最終候補に残っていたのは阪神だったという衝撃事実を激白。 「打線が援護」云々は中日を断るための方便 だった事が明らかになった。 「親としては中日を薦めた」(父・卓郎さん)と最後まで交渉した中日スカウトの顔を立ててはいたものの、 「親会社の経営不振が心配」とカネの話を持ち出して他3球団と接触、 結果、日本シリーズを2勝0敗で優位に進めていたダイエーが慌てて4連敗し山田君獲得資金作り をするなど、山田君の手のひらの中で転がった4球団の争いはダイエーに軍配が上がった。 逆指名会見は11月2日に行われる。


10月28日(土)伊良湖キャンプメンバー発表

 10月29日から始まる伊良湖キャンプ(愛知県渥美町)と11月4日からの倉敷キャンプの参加メンバーが発表された。 伊良湖キャンプには韓国LGツインズの金光洙投手(19)、李東火玄投手(17)が特別参加するが、 今年は投手・野手が別々にキャンプを張り、佐野にも戦力外通告済みという事で、 変な日本語を教え国際問題に発展する ことはなさそうだ。

秋季キャンプ参加メンバー
伊良湖 11川上、13岩瀬、14今中、16山田洋、 21正津、24遠藤、33小山、41朝倉、43小笠原、47野口、 51福沢、55紀藤、59山北、61矢口、 62宮越、??永田、金(LG)、李(LG)
23関川、54神野、 65清水、67三輪
倉敷 1福留、5渡辺、 8森野、35幕田、37筒井、38鈴木郁、48井端、50善村、 58大西、65清水、66高橋、99井上
※65清水は伊良湖→倉敷へ途中合流、67三輪は11/3から参加。


10月28日(土)引き止めろ伊藤、残れ久慈

 30日から始まるFA週間。 その動向が注目される久慈だが、納会に出席したこの日 「シーズン終了する前後から気持ちは変わらない。試合に出たい気持ちが強いが、 優勝争いするチームでのプレーにはやりがいを感じている。 FA宣言して声がかからなかった場合の怖さもあるし…」と語り さりげなく他球団からのタンパリング希望をアピール 、伊藤球団代表との話し合いでは残留要請を受けたものの、 態度を保留した。 そしてこの日の『星野ミレニアム戦記』では、星野監督が大橋2軍ヘッドコーチの就任について触れ、 「福留のあとを受け、1軍を狙う伸び盛りの若手を、どしどし鍛えてほしい」と、まるで 福留が遊撃を立派につとめてるような言い方 で、久慈FAに拍車をかけてるのだった。


10月28日(土)山田君の逆指名は11月2日

 立命大・山田秋親投手の逆指名会見が11月2日に行われることが決まった。山田君は希望球団について、「強くて打撃で援護してくるチームがいい」と、 自分がどんな仕事をするかよりも他人が自分のためにどんな仕事をしてくれるか の方が重要な様子。現代っ子らしい気負いで、 読売金権野球への強い憧れ を見せた。


10月28日(土)大橋2軍ヘッド、入団発表

 大橋穣2軍ヘッドコーチ(54)の正式入団会見が行われ、 契約金1000万円、年俸2500万円、背番号は「79」に決定した。 また、広島から移籍の紀藤真琴投手(35)の背番号は「55」に正式決定、 大豊復帰への門をきっちり閉ざし た。


10月28日(土)揺れる前田の合否

 テストを受けていた元西武の前田勝宏投手(3Aコロンバス)について、 山田久志コーチは「荒々しさは日本向き。面白いと思う。当選確実? そういうことで球団にお願いしたい」と合格に前向きの構えを見せた。 が、その一方、児玉代表補佐は 「まだ分からない」、 伊藤球団代表に至っては 「団の顔は見ない。団に固執するならこちらは手が出せない」と なつかしい名前 を持ち出し前田獲得に難色を見せた。 前田はいいとして前田の代理人である団野村氏に問題あり、という訳だが、 団野村が絡んでるという事は テストする前から分かっていた にも関わらず、 一旦は久志コーチに合格と言わせておいて寸前で待ったをかけるその「目的」は、 「団野村が代理人を務める限り日本球界に復帰は出来ない」 という前例を作りアメリカでプレーする日本人選手を牽制、 その先にはメッツ・吉井 の姿がチラホラと。


10月28日(土)中日納会

 12球団のトップを切って(こんな事だけトップを切っても)、 中日ドラゴンズの納会が行われた。 白井オーナーは「ドラゴンズが暴れなくては日本のプロ野球は面白くない」と 立浪・大西らに熱い励ましのメッセージ を送り、さらに「読売の独走を許してはプロ野球界の衰退につながる」と、 昨年宣・サムソンに逃げられ勝手に衰退した中日 のオーナーにしては堂々の強気のゲキを飛ばした。


10月27日(金)山本昌、日米野球辞退

 日本シリーズの解説でその(バラエティーの)才能を遺憾なく発揮する山本昌だが、 11月3日から8試合もだらだらと無駄に続ける日米野球を辞退することになった。 理由は、シーズン終盤に痛めた左手の突き指という事で、 このままの状態で参加しても 同じベンチに座る石井一(ヤ)に十分な目潰しが出来ない という事か。


10月27日(金)昇竜賞に満太朗

 中日スポーツ「昇竜賞」が発表され、 新人賞には 3年目でもルーキーのようにフレッシュな井端 、昇竜賞には 2年目でも大ベテランのような風格を持つ岩瀬 が選ばれた。28日の納会で表彰される。

昇竜賞 岩瀬仁紀(25)
新人賞 井端弘和(25)


10月27日(金)星野監督、直接出馬!

 26日の佐藤球団シャッチョに続き、この日は星野監督が立命大・山田君と交渉、 「このオレが惚れこんだんだから。日本一のピッチャーにしてやる。オレが日本を代表するピッチャーに育てる!」 と熱心な説得を行なった。 ドラフト選手に対し監督が自ら赴くのは異例中の異例で、 山田君に対する評価・期待がいかに高いかが伺える中日だが、と同時に 監督が動かなければどうしようもないほど逆指名は絶望的 であるという状況は、 「背番号20をやってもいい」という 現実的でない大風呂敷 によくあらわれている。


10月26日(木)永田打撃投手、テスト合格!

 ハイサイリーグで 現役投手より防御率がよかった 永田能隆打撃投手(27)がテスト合格、選手としての正式採用が決定した。 永田投手は名城大→北陸銀行→オリックス(98年ドラフト6位)という経緯でプロ入り、 1軍登板のないままわずか2年で現役引退、 昨年から中日の打撃投手をしていた。 なお、登録名は『ダゲキ』。(←嘘)


10月26日(木)山田君と事前交渉

 山田秋親投手(立命大)の「他球団の評価を聞きたい」という 裏金つり上げ作戦 にまんまとはまった中日は、佐藤球団社長らが山田君と直接交渉、 「機会があれば星野監督に会って欲しい」と説得した。 星野監督について山田君は 「監督には任期があるから」と、 あまり監督に気にいられ過ぎると万が一高木守道や谷沢健一が監督になった場合、 即座にロッテに売り飛ばされる ことを把握してる様子。 駆け引きといい、冷静な判断力といい、 (中日スカウトが選んだにしては珍しく)頭のいい選手のようだ。


10月26日(木)元西武の前田らをテスト

 ナゴヤ球場で行われている秋季練習で、元西武の前田勝宏投手(29,3Aコロンバス) のテストが始まった。 山田久志コーチは「きょう見た感じでは面白いなという印象。伊良湖に連れて行くことになるかも」と 元オリックスでもないのに 好印象を持ってる様子。 前田は92年のドラフトで西武に2位指名で入団と、 中日と違って「人を見る目」に定評のある西武スカウト の目に止まった選手だけに素材は確か。ただ、今回の日本球界復帰について 「メジャー(=1軍?)でやりたい」と、 上原(読)に続き新しい“メジャー”の定義 をしているのが気がかりといえば気がかりで、頭の方はちょっと弱そうだ。

 なお、この秋季練習では前田の他、沼田(元日ハム)、辻田 (朝ヤン)、 アンロー(3Aリッチモンド)らのテストも行う。


10月25日(水)山田君、「他球団の話を聞く」

 ダイエー逆指名を保留、その動向が注目されていた立命大・山田秋親投手(22)が 両親と野球部の松岡監督を交えて話し合い、逆指名球団を白紙に戻し、 阪神・中日・オリックスの各球団と交渉の場を設けることを決めた。 報道によると、山田君の両親がダイエーの「2位指名」に不満を持ってる様子で、 これについてダイエーは「1位枠には地元の選手(山村投手、九州共立大)をという意味で、評価は1位と一緒」 と苦しい弁明をするのみで指名順位を変更する予定はなさそう。 今後、ダイエーによる山田君引き留め工作が展開される事になるが、その 資金調達のため、ダイエーが日本シリーズでどんな戦い方をするか に注目が集まる。


10月24日(火)今中に第一子誕生

  残留が決定的になると同時に同じ左の佐藤康に戦力外通告が出されたそのタイミングがどうも気になる今中投手(29)に、 第1子となる男児が誕生した。 名前が「康幸」になるという噂は、今のところ、ない。


10月24日(火)鈴木郁にスポーツ功労賞

 シドニー五輪で大活躍した鈴木郁捕手に、 名古屋市から「名古屋市スポーツ功労賞」が贈られることになった。 別に名古屋出身でも何でもない鈴木郁がもらういわれはない のだが、今回は「オリンピックに貢献した」という意味で、「ナゴヤの中日ドラゴンズの鈴木郁」 という事での受賞らしい。 ちなみに ディンゴ には何もないようだ。


10月24日(火)山田君、結論は持ち越し

 ダイエーと中日の間で争奪戦が展開されている立命大・山田秋親投手(22)だが、 この日で公式戦の全日程が終了、そのまま逆指名会見が行われると思われたが、 プロ入りを表明するのみに留まり希望球団については明言を避けた。 ダイエー入りが有力視される山田君だが、結論は日本シリーズ終了後まで持ち越し、 いまだ心が揺らいでる様子で、 その隙を狙って西日本スポーツがダイエーにどんな攻撃を仕掛けるか 注目されるところだ。


10月24日(火)佐藤康、自由契約に

 20日に「整理選手への通告は完了」(児玉代表補佐)と宣言した4日後のこの日、 佐藤康投手(28)に突然の戦力外通告が出された。 もっとも、「数球団から問い合わせがある」(東京中日スポーツ報道)という話で、 次の就職先はほぼ内定している様子。 それにしてもいったん「戦力外通告完了宣言」をして置きながらのこの女子バレーさながらの時間差攻撃には、 自由契約選手扱いにする事でトレードマネーを節約、テスト入団という形なら年俸も抑えられるというその“移籍先球団X”の財政事情 が見え隠れ。 一昨年オフに入籍、昨年オフに結婚式、 そして今年のオフは新婚旅行と大忙しの佐藤康だが、 新婚旅行先が呉なのか鎌ヶ谷なのかはまだ未定だ。


10月24日(火)来季スタッフ、発表!

 2001年シーズンに向け中日の来季スタッフが発表された。 1軍では山田久志投手チーフコーチがヘッドコーチを兼任、 新ピッチングコーチとして鹿島氏が入閣、 それと共に三千丈コーチは2軍投手コーチに、 2軍投手コーチだった水谷啓昭コーチはフロント入りとなる。 福田コーチの1軍復帰に伴い、2軍ヘッドコーチは元ヤクルトコーチの大橋穣氏が新任した。 大橋氏は、91・92年に中日コーチの経験があるが、 選手としては 東映(現ヤクルト)→ 阪急(現オリックス) という経緯を持ち、 名古屋ブレーブス 誕生へ向け、久志コーチの策略は今日も着々と進んでいる。

 1軍2軍
監督 星野仙一(53) 仁村徹(38)
ヘッド 山田久志(52) [復]大橋穣(46)
作戦総合 島野育夫(56)  
投手チーフ 山田久志(52)  
投手 [新]鹿島忠(39) 池内豊(48)
[→]高橋三千丈(45)
打撃 水谷実雄(53)  
打撃 山田和利(35) 石井昭男(44)
内野守備走塁 高代延博(46) 福原峰夫(42)
外野守備走塁 二宮至(47)
バッテリ [←]福田功(47)
芹沢祐二(32)
[→]加藤安雄(50)
金田進(39)
フィジカル [←]仁村薫(41)[復]三木安司(39)
(※<[新]…新任、[復]…復帰、[←][→]…1・2軍入れ替え)

おつかれさまでした
水谷啓昭2軍投手コーチ(47)
早川和夫1軍フィジカルコーチ(40)


10月23日(月)星野監督、『週刊現代』に抗議!

 23日発売の『週刊現代』に掲載された星野監督の再婚報道について、 監督が「事実無根」と激怒、同週刊誌に抗議文を送ることを明らかにした。 記事の内容はスクープ写真やそれに絡む事実があるわけでもない、全くの憶測記事。 日本シリーズまっただ中というのに、時期的にもタイムリーでも何でもないこの記事、 「話題沸騰」だったはずのON対決が、監督が王と長嶋である事以外にネタにするべき話題が全くない という事実にいち早く気付いた『週刊現代』の、 日本シリーズより星野監督の熱愛報道の方がプロ野球ファンの関心を買う と判断したその現状認識力に、編集部の評価は逆に高まっているという。


10月23日(月)鹿島コーチ、入団発表

 マウンド上の態度のデカさという点では現役時代の星野仙一のあとを完全に受け継いだ男・ 鹿島忠氏(39)の中日1軍投手コーチ就任が正式に決定、入団発表が行われた。 契約金1000万、年俸2000万で背番号は“7回から打者3人”の「73」。 「コーチという看板を表に出さずに選手たちと接していきたい。精神的なものからサポートできれば」 と豊富を語る鹿島新コーチ、そういえば現役時代は 打たれて逆転されても「俺のせいじゃないもんね」とばかりにふてぶてしくマウンド上でガムを噛む“マウンド度胸の良さ” で鳴らしただけに、打たれるとすぐ泣きそうになる野口・朝倉らにはいい手本となりそうだ。


10月23日(月)FA有資格者、8名追加

 現在の「二度目のFA宣言は一度目にしてから4年後」という規定より以前にFA宣言した選手について、 コミッショナー事務局は新たに8選手をFA有資格者として追加公示した。 これはプロ野球選手会(読売・桑田会長)の「FA宣言した当時の規定である3年で取得させて欲しい」 という要求を認めたもので、桑田(読)・清原(読)・池山(ヤ)・和田(神)など 二度目のFA取得までもう1年待ってたらそのときは既に球界にいない ような選手に救いの手がさしのべられた格好。 試合終盤でのその仕事振りとは違い、選手生活終盤の選手に対してはきっちりいい仕事 をした桑田選手会会長だった。

FA有資格者一覧(太字は注目選手)※17日記事の表を再掲
中日 愛甲、中村、立浪、山本昌、中山、前田、関川、久慈  
読売 川相、光山、田辺、斎藤雅 桑田、清原
横浜 荒井、秋元、阿波野、小宮山、島田  
ヤクルト 古田、高橋智、青柳、土橋、高津、川崎、池山 池山
広島 紀藤、野村、佐々岡、緒方、西山、前田  
阪神 吉田豊、大豊、吉田剛、広沢、山田、矢野新庄 和田、佐々木
福岡 秋山、長冨、湯上谷、吉永、大道  
西武 西崎、鈴木健、清水雅  
日ハム 奈良原 田中幸
オリックス 加藤、藤井、小川  
千葉 本西、秦、平井、酒井 河野
近鉄 広田、水口、古久保 鈴木貴 
※池山が2名いるのは本紙の勘違いか元ネタの新聞記事の間違いかどちらかです。


10月22日(日)今中の去就は伊良湖キャンプで

 現役続行か引退か、星野監督との話し合いが継続中の今中だが、 判断は山田久志コーチに一任される事になった。 この日の秋季キャンプを訪れた星野監督は、 「今中が現役を続けられるかどうかは伊良湖次第だ。山田(投手コーチ)が判断する」 と明言。 今中ファンからの猛抗議をおそれた児玉代表補佐から憎まれ役を押しつけられた星野監督が、 今度はそれを外様の久志コーチにスイッチした形。 コーチの言う事に耳を貸さない今中との不仲説が伝えられる久志コーチだが、 なにぶん 2年前のコーチ就任時に「今中を再生出来なければ辞める」とついうっかり言ってしまった だけに、今中の残留は決定的。センイチのちょっとした「大岡裁き」だった。


10月21日(土)秋季練習スタート!

 この日からナゴヤ球場で中日の秋季練習がスタートした。 初日はハイサイリーグ参加組、温泉リハビリ組を除く18名が参加。 なお、一部報道で参加が伝えられていた術後経過視察中の武田は、 同選手がよく出没するインターネットの掲示板でファンからの 「25日から憲伸と練習に合流するそうですね!」という質問に対し、 「ガセですよ! 25日からなんてまだ無理。何に書いてあったんですか??? だって練習出ろなんて一言も言われてないし、 何新聞に書いてありました?」と回答、 この秋は競馬に専念 する事を明らかにした。


10月21日(土)ヘッドコーチ交代

 今季は 乱闘もめっきり減り生き甲斐を失ったのか、 20日夜に島野ヘッドコーチが佐藤球団シャッチョに対しヘッドコーチの辞任を申し入れ、了承された。 今後、シャッチョと星野監督との話し合いで新ポストが決定することになるが、 島野ヘッドは1軍作戦コーチに、 新ヘッドコーチは山田久志チーフ投手コーチが兼任する見込み。 また、水谷啓昭2軍投手コーチのフロント入りが決定、 来季は山田久志になるのか仁村徹になるのかはともかく、 世代交代はすみやかに進んでいる。


10月20日(金)中日、戦力外通告終了

 中日・児玉代表補佐が名古屋市中区の球団事務所で「整理選手の通告は完了」と明言した。 この発言により先日『星野ミレニアム戦記』での監督のコメントにより巻き起こった 「今中騒動」も取りあえず残留で沈静化しそうだが、 児玉代表補佐はあくまで「整理選手の 通告は 終了」と言っただけ。 今月初めに今中に対して行った引退勧告がそれに当たるのか、 未だ予断を許さない状況が続いている。


10月20日(金)東西対抗に立浪ら5選手

 11月1日に東京エッグで行われる出身地別東西対抗のメンバーが 今ごろ 発表された。 中日からはセリーグ最優秀中継ぎ賞の岩瀬、 チーム最高打率の山崎、 MEP優秀賞の立浪、 シドニー五輪で日本代表として活躍した鈴木郁、 盛り上げ役として関川 の5選手が出場する。

  監督 投手 捕手 内野手 外野手
東軍 王(ダ) 石井(西)
小野(ロ)
大塚(近)
工藤(読)
岩瀬(中)
五十嵐(ヤ)
高橋建(広)
野口(日)
三輪(オ)
鈴木郁(中)
鈴木(西)
小笠原(日)
金子(日)
小坂(ロ)
福浦(ロ)
仁志(読)
江藤(読)
山崎(中)
小関(西)
高橋由(読)
松井(読)
関川(中)
鈴木尚(横)
真中(ヤ)
西軍 東尾(西) 戎(オ)
藤田(ロ)
黒木(ロ)
前川(近)
上原(読)
三浦(横)
藪(神)
城島(ダ)
谷繁(横)
古田(ヤ)
松中(ダ)
小久保(ダ)
松井(西)
田中幸(日)
中村紀(近)
清原(読)
立浪(中)
金城(横)
紫原(ダ)
田口(オ)
木村拓(広)
金本(広)
新庄(神)
桧山(神)


10月19日(木)秋季練習を無料開放

 10月21日〜11月3日までナゴヤ球場で行われる秋季練習で、 23日から同球場をファンを無料開放することが決定した。 「少しでもファンの皆さんに喜んでもらえれば、と思って」(横山総務部長) という球団の配慮からだが、昨年までは非公開だった秋季練習をここに来て突然の公開には、 この秋ちょっとアレになりそうなあのスター選手の最後の勇姿をファンにお披露目 という意味を含めてるのかどうか、いずれにしてもこの秋は 「背番号14」を見に 多くのファンが詰めかけそうだ。


10月19日(木)昼神温泉で選手が慰問

 昼神温泉で療養中の9選手のうち、 山本昌・中山を除く7選手が阿智温泉療護園を慰問、入園者約40人にミカンとサイン入りノートを配った。 20日から加わる立浪・山崎・中村・李・久慈、 滞在中の山本昌・中山といった有名どころを外したのは、やはり 「来年からもよろしく」という意味を込めて 来年もチームにいる事が確実なメンツを選んだのか と、その選出基準にさまざまな憶測が流れている。

昼神温泉リハビリメンバー
10/16〜山本昌、中山、前田、正津、野口、井上、鈴木郁
10/18〜関川、種田
10/20以降立浪、山崎、中村、李、久慈


10月18日(水)セリーグ、開幕カード変更!

 セ・リーグの日程編成会議が行われ、3月30日に開幕する来季のオープニングカードが 読売−阪神(東京エッグ)、中日−広島(ナゴヤドーム)、横浜−ヤクルト(ハマスタ)と決まった。 従来なら1位と4位の組み合わせになる開幕カードだが、 「開催地の偏在がないよう」と1位−6位、2位−5位、3位−4位という珍しい組み合わせに変更された。 どういう組み合わせだろうが開幕の開催地は決まっている にも関わらずこの強引なカード変更には、 川崎・石井ピンでシーズン前から開幕2連敗が決定していたある球団の思惑 が絡んでいるのかいないのか、森横浜にもいいイヤガラセになった事は確かだ。


10月18日(水)IBM優秀賞にバンチ

 日本野球機構は「2000年IBMプレーヤー・オブ・ザ・イヤー賞」を発表、 セリーグ投手部門に中日のバンチが選ばれた。 セリーグ最多勝のバンチ、打点・ホームランの2冠王の松井、 パでは2番バッターでありながら球団新の最多安打の小笠原が選ばれたのは分かるとして、 パリーグ投手部門で 45年振りの高卒2年連続最多勝を挙げたあのピッチャー の名前が上がってないあたりは、 IBMのコンピュータは新聞の三面記事までデータとして計算に組み込む と、その高性能ぶりに評価がうなぎ昇りだ。 受賞者には賞金300万円と、IBM社製の高性能パソコンが贈られる。

  セ・リーグ パ・リーグ
投手部門 バンチ(中日) ペドラザ(ダイエー)
打者部門 松井秀喜(読売) 小笠原道大(日ハム)


10月18日(水)FA有資格者公示

 コミッショナー事務局は今季FA資格を取得した18選手を公示した。 既にFA権を取得し権利を行使してない選手を含む57選手は以下の通り。 中日では今季関川・久慈が有資格者となったが、 センイチが監督じゃないと力が出ない関川 は残留、 センイチが監督のうちは出番がない久慈 はFA行使の見込み。

FA有資格者一覧(太字は注目選手)※10/23規定改正により追加公示
中日 愛甲、中村、立浪、山本昌、中山、前田、関川、久慈  
読売 川相、光山、田辺、斎藤雅 桑田、清原
横浜 荒井、秋元、阿波野、小宮山、島田  
ヤクルト 古田、高橋智、青柳、土橋、高津、川崎、池山 池山
広島 紀藤、野村、佐々岡、緒方、西山、前田  
阪神 吉田豊、大豊、吉田剛、広沢、山田、矢野新庄 和田、佐々木
福岡 秋山、長冨、湯上谷、吉永、大道  
西武 西崎、鈴木健、清水雅  
日ハム 奈良原 田中幸
オリックス 加藤、藤井、小川  
千葉 本西、秦、平井、酒井 河野
近鉄 広田、水口、古久保 鈴木貴 
※池山が2名いるのは本紙の勘違いか元ネタの新聞記事の間違いかどちらかです。


10月18日(水)島崎、広島のテストに合格!

 中日から戦力外通告を受け、 15日から広島市民球場での秋季練習に参加してテストを受けていた島崎(34)が無事合格した。 もっともウエスタンリーグで何度も対戦している広島だけに、 島崎の実力は既知のはずでテストは形式だけのもの。実際は 事実上の島崎(1800万)+鶴田(1500万)と紀藤(6300万)の交換トレード と言える。「ベテラン紀藤を戦力外にし、中日を戦力外になったベテラン島崎を入れる」といった広島の一見ちぐはぐな補強には、 テスト入団なら年俸は最低保証額でいい という広島の金銭事情を考慮した、センイチのコウジに対する熱い思いやりが感じられる。


10月18日(水)揺れる「今中問題」

 ついうっかり デイリーなんかの記事を真に受けて 「今中、残留テストへ」(17日付け)の記事を書いてしまった本紙だが、 この日の『星野ミレニアム戦記』の中で、星野監督が再度今中へ引退勧告する意向であるを明らかにした。 監督は今中について、「もうアウトというしかない」 「並の決意では絶対に奇跡なんか起こらない」 「情けが仇になる事もある」と、 ナゴヤ地域ではタブーになってた言葉 をマシンガン連射。 インターネット上で全世界に戦力外通告 を発した星野監督の口からは、 秋季キャンプまであと2日だというのに、残留テストの「テ」の字も出なかった。


10月17日(火)今中、残留テストへ

 去就の注目されていた今中だが、デイリースポーツによると今月始めに球団からの引退の打診を拒否、 今中に関してはあまり強く言えない球団サイド が星野監督にお願いし、14日に監督が今中に直接会って引退勧告をしていた事が明らかになった。 しかし今中は現役続行を強く要望、 今中に関してはこれまた強く言えない星野監督 は、秋季キャンプで今中に 毎年恒例・ラストチャンス として、残留テストを行う事になる。


10月17日(火)愛甲、戦力外通告!

 中日球団は17日、愛甲猛内野手(36)に戦力外を通告。 「獲得したいという球団もなかった。今後は本人の人脈に任すことになる」(伊藤球団代表)と、 今後は他球団のテストを受ける事になるが、引退の可能性が大きい。 これで 小池もようやく枕を高くして寝られる といったところだが、どっこい前田が残ってる。


10月17日(火)紀藤、入団発表

 鶴田とのトレードで広島から移籍した紀藤投手(35)の入団発表が行われた。 地元出身の紀藤は「子どものころは中日の試合を見て育った。 地元でプレーできることを誇りに思う。」と早速 地元出身に甘い中日ファンのツボをくすぐる コメントで「ベテランの味」を発揮。 年俸は広島では考えられない現状維持の6300万円(1年契約)で合意、背番号は本人は55番を希望しているが、 大豊(神)が自由契約を希望して阪神でモメている おかげでまだ未定となっている。


10月16日(月)MEP賞、中日は立浪

 「今季セリーグを最も沸かせた男」に贈られるJCB・MEP賞が発表された。 基準は毎試合に発表されるMEP選手と、公式記録員による印象度の点数で、 最優勝MEPには読売・松井が、各球団別では中日では あまり活躍したという記憶は少ないものの、抑えるところはきちんと抑える立浪 がこっそりとさらった。

JCB・MEP賞
最優秀賞松井秀喜(読) 「4番・松井」として実力を遺憾なく発揮、 今まで読売があれだけの戦力を持ちながら何故優勝出来なかったのか、その理由をバットで示し沸かせた。
優秀賞立浪和義(中) 一部球場では赤いドラゴンズユニを着た怪しい集団が出没、ひそひそ声でスタンドを沸かせた。
鈴木尚典(横) 五輪遠征直前に女子アナに密会、無免許運転に身代わり出頭で警察とマスコミを沸かせた松坂に 顔形が似ている高校の先輩ということで沸かせた。
岩村昭憲(ヤ) よく知らないが、そう言われてみると沸かせていたような気がする。
金本知憲(広) 今季は3割30本30盗塁。まだまだ選手として成長し続けるその姿に、 「もう1、2年で年俸、払えなくなるんだろな…」と広島ファンを涙で沸かせた。
新庄剛(神) オールスターで星野監督が「新庄は日本一のセンターや」といったお世辞を間に受け、 オフに3年6億という貧乏球団に払えるはずもない身の程知らずな要求をし、阪神フロントを沸かせた。


10月16日(月)鹿島、中日投手コーチに!

 元祖セットアッパー・鹿島忠(39)が帰ってくる。 鹿島といえば88年の優勝時、小野・小松・杉本・山本昌といった 小野以外みんな谷間 の貧弱先発投手陣をリリーフ、 完璧守護神・郭源治へつないだ炎のセットアッパーだ。 あの鹿島が中日に、ピッチングコーチとなって帰ってくる。 1軍コーチなのか2軍コーチなのかは現在のところ未定だが、 来季オフの山田久志・新政権誕生に向け 山本昌ピッチングコーチまでの堅実なセットアップ に期待がかかるところだ。
 何にせよ、


祝・鹿島復帰!
かしませんし、大好き(はぁと)


10月16日(月)星野監督ら、起訴猶予

 書類送検されたくらいで書類送検の意味も知らないアンチセンイチに犯罪者呼ばわりされた「橘高事件」だが、 名古屋地検は16日、星野監督・立浪・大西の3名に対し起訴猶予処分を決定した。 書類送検の意味を知らない人は起訴猶予の意味も知らないと思うので念のため説明すると、 起訴猶予というのは「起訴しない」、即ち「事件として処理しない」、イコール 「”なかったこと”になった」 ということだ。今季後半、心なしかおとなし目だったセンイチのリミッターが今、解除される。


10月16日(月)佐野、戦力外通告

 昨オフ近鉄から移籍した佐野(32)に、戦力外通告が出された。 中日に来てからは得意のギャグも「封印」、 自分の持ち味を殺してしまった 佐野だけに今季はギャグにもスライダーにもキレがなく、1軍では防御率 8,10の成績に終わった。 本人は現役続行を希望、このオフに他球団のテストを受ける。


10月15日(日)3A・前田を獲得?

 96年に西武からヤンキースに移籍 した事などもうほとんどの人は忘れてしまった 前田勝宏投手(29)に、中日が興味を示している。 「(タンパリングになるため)はっきりとした事は言えない」というのは児玉代表補佐だが ほとんど言ってるのと一緒。 日本で通用せず、アメリカで通用しなかった前田だが、 第二の柏田 になるか、それとも 第二の小島圭市 になるのか。


10月15日(日)米五輪代表・ヤングが売り込み

 シドニー五輪で金メダルを獲ったアメリカ代表の4番バッター・ヤング(31)が、 日本でのプレーを希望し中日に売り込みをしている。 ヤングは今季3Aで124試合に出場、打率 ,263、本塁打35本、99打点の成績。 シドニーでは全8試合に4番で出場し、打率 .346、本塁打1本、8打点を上げている。 オリンピックで 韓国より弱い日本代表 を見て「これは楽勝で通用するゼ!」とでも思ったのだろう。 なお、東京中日スポーツは入団の可能性について、その三振の多さから「極めて微妙」と報じている。


10月14日(土)紀藤、背番号「55」を熱望!

 広島から移籍する紀藤(35)が背番号「55」を熱望している。 今シーズンまで紀藤は広島で「11」を背負っていたが、 ルーキーイヤーは「55」。初心に戻るという意味合いだが、 安田の退団により55番は空き番になっている事からすんなり受け入れられそうだ。 中京高校出身と言うことから中日にはなじみの深い紀藤だが、 背番号を自分の申し出で代えた選手はことごとくそのシーズン失敗する というジンクスはまだ知らないようだ。


10月14日(土)鶴田、新天地へ

 広島・紀藤とのトレードが決まった鶴田が、 ナゴヤ球場でナインにお別れの挨拶を行った。 「昨日は広島で何処に住もうか、 インターネットで 調べてましたよ」と中日系Webmasterに取ってはドキッとするコメントを交えつつ、 「広島球場は狭いから大変?大丈夫ですよ。ここ(ナゴヤ球場)でも投げてたんだから」 と ナゴヤドームでほとんど投げたことのない事を知りつつイヤな質問をする報道陣 にカウンターを浴びせる余裕も見せていた。


10月14日(土)日笠に戦力外通告

 打撃投手を「左だから」という理由のみで現役復帰させよう というほど左の中継ぎ不足に悩んでいる中日が、左の日笠(常務、30)に戦力外を通告した。 本人は現役続行を希望、オフに他球団のテストを受ける事になるが、 球団側は打撃投手としての採用を打診、 現役←→打撃投手の変則トレード が実現するか。


10月13日(金)鶴田・紀藤のトレード成立!

  イチロー獲得断念と同時にプロテクトが一斉に解除された中日 のトレード第一弾は、 鶴田と紀藤(広)の1対1の交換トレードだった。 紀藤はその前日に広島球団から戦力外通告を受けており、 その翌日トレード発表というこの 出来レース には、「実績のある紀藤を、アテにならない2軍の三十路選手と交換するのか!」といった広島ファンの不満の声を、 「戦力外の選手だから」という事で丸め込む、 「紀藤の年俸を払えないから」と本当の事はとても言えない 広島の家庭の事情が見え隠れ。


10月13日(金)星野監督、続投決定

 チェンジを合言葉に、「3年かけて中日を最強軍団にする!」と宣言した割には 2年目もよりも3年目の方が弱くなっている中日 がチェンジ構想4年目に突入する。 この日、名古屋市内の「クラブ東海」で白井オーナーにシーズン終了報告を行った星野監督は、 その場で来季の監督続投要請を受け、了承、 中日監督としては与那嶺監督に並ぶ連続6年目のシーズンの采配を揮う事が決まった。 オーナー報告で 予算について再確認 した星野監督はその後、球団事務所で足木渉外担当・スカウト陣を集め3時間以上に渡る話し合い。 即日に鶴田・紀藤の交換トレード発表と、いよいよ激動のオフが動き始めた。


10月13日(金)福留、早くもリタイア

 ハイサイリーグ合流初日にフリー打撃で左足ふくらはぎに死球を受けた福留だが、 練習再開はハイサイリーグも終盤、秋季キャンプも始まる20日以降になる見込み。 「何しに沖縄に来たんだか。来年が厄年だけど、それが1年早まったと思えばいいか」 とジョークも軽快な福留だが、 福留が入団してから毎年厄年の投手陣 には「俺たちの厄年を終わらせるためにもさっさと(守備の)練習してくれ」といった塩梅だ。


10月13日(金)岩瀬らがリハビリ

 中村・落合・岩瀬の3選手がリハビリのため秋田・玉川温泉へ出発した。 岩瀬は来月に日米野球の出場があるため、リハビリというよりはむしろ 趣味 か。


10月12日(木)今中の結論は来週中に

 黒ひげ危機一髪のようオフ を毎年迎える今中(29)だが、このオフの差し込みでは飛ぶのか飛ばないのか。 中日・伊藤球団代表は今中との来季契約について、 「球団としては白紙の状態」と 取りあえずまだ 戦力外通告は出していない、残留の可能性はある事を示唆しながらも、 「最終的には現場の判断に委ねる」と、 久志コーチと今中の確執を知ってか知らずか現場に一任する意向を示した。 折りしも噂されるあの球団から看板選手がいなくなる事の決定した時期だけに、 久志のブルースカイ作戦その2・平井救出 には絶妙のタイミングだ。


10月12日(木)種田、カムバック賞!

 今シーズン代打で11打席連続出塁の日本記録を達成した種田(29)が、 セリーグから「カムバック賞」と「会長特別賞」を受賞する事が決まった (種田のカムバックまでの軌跡については『TANEDA☆EXPRESS』の“HISTORY”の項参照)。 今回の受賞には「誰もできない事をやったんだから、当たり前だろう」という星野監督の強い推薦があったという話だが、 「誰にもできない事」が日本記録の事なのか、 6年も故障で2軍でタダメシを食ってた事なのか、 それともやっぱり3年前のアレなのか 、受け取り方は人それぞれだ。


10月12日(木)父・宣之は語る

 オリックス・イチローのメジャー移籍会見を受け、 当日にその話を知ったというイチローの父・鈴木宣之さん(蔑称・チチロー)は、 「向こうでは3年くらいでしょうね。将来はきっと、子供の頃から夢だった中日のユニフォームを着ますよ。 私もそうなって欲しい」と、 神戸のファンを見限り中日ファンへ素早い切り替え を敢行、これまで思わせぶりに中日移籍を示唆しながら、本人の意思で事実上の 無期限延期 になってしまった事へのフォローに大忙しだ。


10月12日(木)イチロー、メジャーへ

 オリックスの財政難から、ついにイチロー(オ)が異国に売りに出された。 これにより中日は数年前からコツコツと貯め込んできた 積立金15億ともいわれる“イチロー資金” がぶらりんと宙に浮き、さらに 有事のためにストックしておいた数人の中堅〜ベテラン選手 を一斉に店頭に並べられるフリー・マーケット状態に。 このオフは異例とも言える「20日まで完全オフ」を決め込んでる中日だけに、 星野監督が この休暇中に何球団と話をまとめるのか 、激動のストーブリーグが急加速を始めた。


10月12日(木)日米野球参加メンバー発表

 11月3日(金)〜12日(日)まで8試合もだらだらとやり続ける日米野球の、 日本チーム参加メンバーが発表された。 10日間で8試合、ベンチ入りも28人限定とペナントレースさながらの過密日程に、 今回は 松坂は何試合で何千球放るのか 注目が集まる。

投手 捕手 内野手 外野手
松坂(西)
石井貴(西)
高橋尚(読)
山本昌(中)
岩瀬(中)
石井一(ヤ)
黒木(ロ)
小林雅(ロ)
若田部(ダ)
吉田修(ダ)
葛西(神)
大塚(近)
古田(ヤ)
城島(ダ)
野口(日)
石井(ロ)
仁志(読)
中村(近)
松井(西)
小久保(ダ)
小笠原(日)
江藤(読)
金城(横)
イチロー(オ)
松井(読)
新庄(横)
高橋由
金本(広)
 
開始 球場
3(金) 19:00 エッグ
4(土) 18:30 エッグ
5(日) 18:30 エッグ
7(火) 18:30 福岡ド
8(水) 18:30 大阪ド
9(木) 18:30 ナゴド
11(土) 13:00 西武ド
12(日) 12:00 エッグ


10月11日(水)個人タイトル



 セリーグの全日程終了に伴い、各個人タイトルが確定した。 野手部門は読売・横浜で独占、 投手部門は中日・ヤクルトで独占と、 セリーグ4チーム で仲良く分け合った格好だ。 しかし、盗塁部門では3割30本30盗塁で史上7人目のトリプル3を達成した金本(広)が2位、 ミンチー(広)も12勝をあげ2位と、 第2セリーグ の選手も個人成績では健闘している。

  リーグ チーム
首位打者 金城(横) .346 山崎 .311
最多本塁打 松井(読) 42 ゴメス 25
最多打点 松井(読) 108 ゴメス 79
最多盗塁 石井琢(横) 35 11
最高出塁率 松井(読) .438 ゴメス .373
最多安打 ローズ(横) 168 山崎 133
最優秀防御率 石井一(ヤ) 2.606 山本昌 2.610
最多勝利 バンチ 14 バンチ 14
最多奪三振 石井一(ヤ) 210 バンチ 168
最優秀中継ぎ 岩瀬 --- 岩瀬 ---
最優秀救援 ギャラード 36SP ギャラード 36SP


10月11日(水)井端、外野へコンバート

 この日のハイサイリーグ対日ハム戦で井端が「1番センター」で出場。 来季から外野へのコンバートが検討されてる事が明らかになった。 表向き は「出場機会を増やすため」という事だが、 シーズン終盤、立浪をベンチに下げてまで福留との若い二遊間を結成させていたにも関わらず ここに来ての外野コンバートはどうにも不可解で、 ローズ(横)のベイ退団とあまりにも一致するこのタイミング に、その費用捻出も含め、立浪・関川の周辺にきなくさい臭いが漂い始めた。


10月11日(水)安田、中日打撃投手に

 9日に戦力外通告を受けた安田秀之内野手(33)が、中日の打撃投手となる事が決まった。 安田はプロ入りしてからの投手経験はないが、高校時代はピッチャーで、 児玉代表補佐は「今でも135キロくらい投げられる」と、 135キロ出ないあの投手やあの投手にキツーイ一発 を放ちつつ“安田打撃投手”に太鼓判だ。


10月11日(水)セリーグ、日ハムいじめ

 12球団代表による開発協議会で、セ・パ両リーグで決めるはずだった来季の開催日程を、 セリーグはパとの話し合いをせずに独自で決める事を決定した。 セがパにケンカを売った形だが、 そもそもの原因はセ・パ同日開催の予定だった開幕日を、パがセより一週間早い3月24日(土)にした事。 パリーグは日ハムがAクラスで開幕権を取った事で、 土日開催に向け(読売とバッティングしないよう)開幕日をセより1週間ずらしたが、 これにセが「(24日に)予定していたオープン戦が出来なくなった」と どう見ても後から取ってつけた理由 で猛反発。 「日ハムの開幕なんか平日にでもやってろ」とでも言わんばかりのセのこのご無体な態度には、 かつて 「広島と日ハムを潰し1リーグ10球団構想」をブチ上げたあのオーナー の影がチラホラと見え隠れしており、 セリーグあげての「日ハムいじめ」にあらためてエッグを本拠地とするセのあのチームの力の大きさを、 そしてセの5球団が右へならえのイエスマンである事を再認識させ、そして 今度はどんな横紙破りをゴリ押しして1リーグ独立を言い出すのか 、このオフの彼らの動向から目が離せない。


10月11日(水)企業ロゴ、承認へ

 ディンゴが始めた ユニフォーム・ヘルメットへの企業ロゴ採用が正式に認められた。 共に1ヶ所ずつ、サイズは4.7cm×10cmで、 李のヘルメットの「底辺しかないピラミッド」の空いたスペース を埋めるには十分な大きさといえる。


10月11日(水)セ、来季は勝ち数優先

 この日行われたセリーグ理事会で、来シーズン延長12回制・再試合なしの採用に伴う「順位決定方式」 について、従来(再試合制度採用前)の勝率による順位決定ではなく、 勝ち数による順位決定方式の採用を決めた。 簡単に言えば、 「引き分けは負けと一緒」 という事であり、これによりビジターチームは12回表終了時点で負けが決定、 12回裏のピッチャーはいわば「敗戦処理」となり、サヨナラ勝ちが多くなる分ホームチーム有利になると考えられ、 関東に住む中日ファンには迷惑な話 だ。


10月11日(水)セリーグ、全日程終了

 この日のヤクルト−広島戦でセリーグの全日程が終了。各順位とタイトルが確定した。 連覇が合い言葉だったペナントは読売に8ゲーム離されての2位。 部門別では、山崎・立浪といったあまり期待してなかった三十路組の活躍が効いたのか打撃部門リーグ2位、 ディンゴの加入でクリーンナップで100本は行くはずだった本塁打はリーグ5位、 確か「走る野球」を目指してたと思った盗塁部門はリーグ4位、 投手王国と自称していた防御率部門にいたってはリーグ5位に終わった。

順位 打率 本塁 盗塁 防御率
読売78-57 横浜.277 読売 203 広島114 読売3.34
中日70-65 中日.266 広島 150 ヤク 71 ヤク3.62
横浜69-66 ヤク.264 ヤク 137 横浜 65 阪神3.90
ヤク66-69 読売.263 阪神 114 中日 57 横浜3.92
広島65-70 広島.256 中日 111 阪神 53 中日4.19
阪神57-78 阪神.244 横浜 103 読売 50 広島4.48


10月10日(火)星野監督、ローズ獲りへ色気

 昨年いったんは引退を表明しながらも実は年俸つり上げのためのかけ引き、 ササキがいなくなってもお客さんは入るはずと甘い考えをしていた横浜球団から 4億7千万もの年俸を引き出していたロバート・ローズ内野手(33)のベイ退団の報を受け、 中日・星野監督が、「正式に退団が決まったのなら、ウチもいくべきだ」と言いだした。 しかし、 優勝の絶対指令があるわけでもない 来季、この場当たり的な補強の意味するところにさまざまな憶測が流れているが、 「オレの役目はある程度の戦力を整えてから次期監督につなぐこと」 と普段から言ってる星野監督だけに、 高年俸の外国人選手をいれる事で球団経営を圧迫、 高額年俸選手を「出しやすい状況」を作り、 さらにはセカンドを埋める事で思いきったトレードが可能になる といった思惑が見え隠れ。ローズ獲得よりも、 そのあとに起こる嵐 に注目が集まっている。


10月9日(月)中日、全日程終了

 この日の広島戦で中日の2000年シーズン全日程が終了、 70勝65敗で最終順位は2位となり、 特に改正が無ければ来シーズンはナゴヤドームで5位・広島との対戦が開幕カードになる。 今シーズンを振り返り星野監督は「連覇を逃した原因はいろいろある」と 故障者続出、投手陣崩壊、対読売戦の負け越しなど多くの要因をあげたが、 「どうして優勝を逃したか」よりも「どうして2位にいるのか」の方が不思議 な今年の中日だった。
 各個人は以下の通り。なお、今年の「それペナ」流行語大賞・中間順位だが、現在、 「12球団一の投手陣」「100発トリオ」が僅差でトップを争っている。

投手成績
   試合防御率
バンチ2718414 8 02.98
山本昌2815111 9 02.61
岩 瀬58 8010 5 11.90
野 口33173 911 04.63
前 田41 97 5 4 03.78
正 津42 50 5 2 04.47
小 池13 58 4 3 04.19
武 田15 85 3 6 04.66
川 上14 60 2 3 04.77
小 山29 50 2 4 05.58
落 合21 19 0 2 02.75
ギャラード5147 1 2352.68
(投球回の */3は切り捨て)
打撃成績(規定打席=418)
   打席打率
山 崎  .3111868 3
立 浪  .303 958 5
ゴメス  .2892579 1
 李   .275 83711
関 川  .260 329 8
中 村 417.244 4322
福 留 368.25313428
井 上324*.28111410
種 田264*.314 7314
井 端242*.306 3166
(*は打数)


10月9日(月)洗平君が中日を逆指名へ

 東北福祉大・洗平(あらいだい)竜也君(22)が、今秋のドラフトで中日を逆指名することが9日明らかになった とスポニチで報じられた事が明らかになった。 現在リーグ戦まっただなかの洗平君だけに、野球部退部もしないうちから逆指名を表明するわけは勿論ないのだが、 いつ何処で明らかになったのか、誰が明らかにしたのかはスポニチでは全く触れてなかったため一切不明。 でも“明らかになった”んだからしょうがない。 きっと明らかになったのであろう。洗平君はリーグ戦終了後に中日を逆指名、中日は2位指名を予定しているそうだ。


10月9日(月)永田打撃投手をテスト

 昨年、オリックスを戦力外になり中日に打撃投手として入団した永田打撃投手(27)が、 ハイサイリーグで選手としての入団テストを受ける事になった。 「左不足だからね。フリー打撃でよく腕が振れていた」というのは山田久志コーチで、 どうやらたまたしても裏で一枚久志コーチが噛んでる様子。 次期政権の足場固めへ、 「中日→オリックス化計画」 は着々と進んでいるようだ。


10月9日(月)大塔らに戦力外通告

 マウンドで見る見ないよりホームページの更新がされるされない事の方が話題になっていた大塔(27)、 昨年は2軍でサムソンの話相手、今年は2軍でJ.LEEの話相手として活躍した峰秀(23)、 ジュニア選手権の最終回に1イニングだけ守備につかせてもらったのが全てを物語っていた安田(33)・山田広(27) の4選手に戦力外通告が出された。


10月7日(土)若竜、ジュニア選手権制覇!

 この日浦添で行われた中日とアマに負けた読売によるジュニア選手権で、 中日がアマに負けた読売を4−2で下し、ファームの日本一に輝いた。 アマに負けた読売は先発に平松・中継ぎに入来祐と 数少ないプロ選手を出して来るなど 本気で「勝ちに来ていた」が、 所詮アマに負けた読売はアマに負けた読売、 プロの強さを思い知らされた格好だ。

 中日2軍は1軍が公式戦で1点も取れなかった平松(プロ)から4イニング4得点、 中日2軍の強さというよりは中日1軍の弱さ をはからずも証明した試合となった。

ジュニア日本選手権
10/7 123456789 R
読 売 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2
中 日 0 1 0 3 0 0 0 0 x 4


10月6日(金)川上、登録抹消

 10月3日のヤクルト戦で93日振りの先発登板を果たした川上だったが、 右肩の違和感を訴え瞬速で登録抹消、何だか 投げる神野 みたくなって来た。


10月5日(木)ナゴヤドームの観客義援金

 中日球団は、9月12日に東海地方を襲った水害の被災者のため、 水害翌々日にも関わらずのん気に野球を見に来てたファンからかき集めた 義援金が、合計で455万8703円になったと発表した。


10月5日(木)ファイアマン賞にギャラード

 安田火災提供の両リーグの最優秀救援投手に贈られる「ファイアマン賞」が決定、 セリーグは 背中にガソリンタンクを背負う火消し ことエディ・ギャラード(30)が受賞。6日に表彰式が行われる。


10月5日(木)ゴメス、日本球界引退!

 中日球団はこの日、去就が注目されていたレオ・ゴメス内野手(33)の退団を発表した。 表向きの理由 は子供(ジュニア君10歳、ロリアニスちゃん1歳)の教育問題という事で、 家族との生活を優先したいというゴメスの意向を球団が承認したというもの。 それにしても、チームメイト思いで知られるゴメスが選手・監督に何の挨拶もなく帰国、 電話一本で退団を報告という経緯にはどうにも解せない面も多く、 このゴメス退団により昨年ディンゴの年俸問題(6億円→2億円へダウンしての契約)でも取り沙汰された 「野手の年俸上限はゴメスの2億円」というリミッターが解除 された事も含め、これにより 年俸2億円以上の野手を他球団から引き抜く事に何のためらいもなくなった中日 がこのオフ、どんな補強を展開するのか注目が集まる。


10月4日(水)新庄(神)をめぐる動き

 この日発売の東京中日スポーツで、新庄(神)のFAに関する4つの記事が掲載されている。 一つ目は「新庄FA予告」と、今オフに新庄がFA宣言する事が確定的であるといった記事、 二つ目は「近鉄が新庄に興味」と、もし新庄がFA宣言した場合、大阪近鉄が獲得に動く意思を見せている、といった記事。 ここまで起承転結の「起」と「承」。 ここから激しいトーチュウの情報操作が始まる。 三つ目で「大堀社長に阪神側抗議」と、 新庄FAについて横浜・大堀球団社長が「興味がある」と発言した事について阪神が激怒、 横浜が阪神に謝罪したという記事を 「近鉄が新庄に興味」のすぐ後ろに 堂々掲載、そして締めの四つ目の記事では 「星野監督『阪神に残ると思う』」のタイトルで、 「うちがあれこれ言っても阪神に迷惑がかかる。新庄がいなくなったら阪神も大変だろ。 オレは残ると思うよ」 との星野監督のコメントを載せ、 阪神側の横浜・近鉄へのイメージを著しくダウンさせたあと、中日をイメージアップさせる巧みな誘導記事 を描いており、FA新庄獲得に向け、まずは中日スポーツが外堀から動き出した。


10月3日(火)トヨタ・クラウン賞にバンチ

 昨オフの来日時、「ボクの夢は日本で活躍してたくさんお金を稼いで、車を買うことなんだ」と、 日本と中国かどこかと勘違いしてるんじゃないか とでも思わせる発言で皆を仰天させていたバンチ(28)が、夢を実現した。 この日発表された「クラウン賞」(中日スポーツ主催、トヨタ協賛)で、バンチが最優秀選手賞を受賞、 バンチには商品としてクラウン・マジェスタが贈られる。 また、優秀選手賞には山本昌(35)・種田(29)・立浪(31)、特別賞にはギャラード(30)が選ばれ、 5日の対広島、ナゴヤドーム最終戦終了とに表彰式と贈呈式が行われる。

トヨタ・クラウン賞
最優秀選手メルビン・バンチ(28)
優秀選手山本昌広(35)
種田仁(29)
立浪和義(31)
特別賞エディ・ギャラード(30)


10月3日(火)中日2軍、天津に勝利

 中国遠征中の中日2軍・サーパス神戸連合チームが北京で天津選抜と試合を行い、 9−4で快勝をおさめた。 日本チームからは中国チームへバット・レガースなどの野球道具を 試合中に プレゼントするなど日中友好に和気藹々ムード。 仁村2軍監督は「(中国にとって)いま、大事なことは環境を整えること。もっと野球人口が増えて盛んになってほしい」と、 野球道具も満足に揃ってないようなチームについ昨日負けた ことなど忘れたかのように、中国野球の発展へエールを送った。

 
中・アマ
天津選抜
【中・アマ】平井→太田→杉本潔=久保


10月2日(月)中日2軍、中国に敗戦!

 中日2軍にアマチュアチーム(=サーパス神戸)を加えた 中アマ連合軍が北京で中国ナショナルチームと試合を行い、 7−6で負けるという冗談を見せた。 中アマ連合は5回までに6−1と中国を圧倒したものの、 ファンサービスで出した先発・呂が6回に炎上、同点に追いつかれると、 7回には何処に行ったかと思ったらここにいた山北が決勝点を奪われ、 野球発展途上国の中国にまさかの敗戦。 シドニ−五輪同様、プロアマ連合軍の難しさを思い知らされた。

 
中・アマ
中国
【中・アマ】呂→山北→福沢=清水


10月2日(月)ハイサイリーグに福留・井端らが参加

 沖縄をキャンプ地とする両リーグ6球団によって行われる「ハイサイ・リーグ」に福留・井端ら1軍選手の参加が決まった。 若手とはいえ1軍レギュラークラスのハイサイ・リーグ参加は極めて異例で、 この若い二遊間の実践練習が三十路二遊間にとってどんな意味を持つのか、 秋季キャンプ地が広島首脳陣がいつでも遊びに来れる倉敷ということも含め、 今後の展開から目が離せない。 なお、2軍は7日の浦添でのジュニア選手権のあとそのまま沖縄に滞在、 9日〜23日までリーグ戦及びアマ交流トーナメント戦を行う。

選手権&ハイサイリーグ日程
10/07(土)読売浦添
10/09(月)湘南北谷
10/10(火)ヤクルト浦添
10/11(水)日ハム北谷
10/12(木)湘南宜野湾
10/14(土)トーナメント
10/15(日)トーナメント
10/16(月)日ハム名護
10/17(火)湘南糸満
10/18(水)ヤクルト北谷
10/20(金)日ハム名護
10/21(土)トーナメント
10/22(日)湘南宜野湾
10/23(月)ヤクルト北谷


10月2日(月)秋季キャンプ日程発表

 中日の今オフの秋季キャンプ日程が発表され、 ナゴヤ球場での合同練習のあとは投手陣と野手陣に分かれ、 それぞれ伊良湖岬(愛知県渥美町)・倉敷(岡山県)で別々にキャンプを行う事が明らかになった。 投手陣は主に走り込みによる体力強化、 野手陣は毎度お馴染みの“水谷素振り道場”になる見込み。 伊良湖キャンプは球団としては初めてになるが、96年オフには野口・益田・門倉が合同自主トレを行っているなど、 効果のほどに疑問の残る実績 がある。

秋季キャンプ日程
   10/2110/2911/411/24
投手陣ナゴヤ球場伊良湖岬終了
野手陣ナゴヤ球場倉敷マスカットスタジアム


10月1日(日)ゴメス、退団?

 既に帰国しているゴメス(34)の代理人と来季の契約について交渉中の中日だが、 ここに来て児玉代表補佐が「(残留の)可能性は半々だと思っている」と言いだした。 「家族の(教育)問題もあるし、4年間やってきた疲れもあるだろう。 ゴメス本人もいろいろ考えるところがあるんじゃないか」(児玉代表補佐) という事だが、確か帰国当時は残留を前提に交渉していると言っていたはずの球団側が急に 「本人の問題だから。今は、本人からの連絡を待っている状態」と 慰留する気配を見せてない ところを見ると、どうも 待ってるのはゴメスの返事じゃなくてローズ(横)の返事じゃないのか という声がちらほらと。


10月1日(日)水谷コーチ、留任決定

 現在尿道結石のため入院中の水谷実雄コーチ(52)の来季残留が、児玉代表補佐により明らかになった。 来季の広島カープ監督が山本浩二氏に内定している事から、 かつて山本新監督の片腕であった同コーチの広島移籍が一部では噂されていたが、 広島が動く前に中日球団が先手を打った形になる。 おまけトレード要員の候補筆頭だった井上 (29)も取りあえずひと安心といったところ。


10月1日(日)バンチ、ギャラードの残留決定

 中日の外国人投手2投手、バンチ(28)、ギャラード(30)の来季残留が揃って決定した。 ギャラードは今季の年俸 3270万円から1億 900万円にアップ、 バンチは 2730万円からやはり1億 900万円にアップと ディンゴの給料を仲良く分配 した格好になり、 最多勝投手と最多SP投手の給料合わせてディンゴ1人分 といういやな思い出を今更になって彷彿させている。

契約更改
バンチ(28) 1億 900万△ 8170万
ギャラード(30) 1億 900万△ 7630
(△はアップ、▼はダウン、□は現状維持)


9月26日(火)島崎・白坂に戦力外通告

 今オフはドラフト・トレードによる補強に力を入れる事を宣言、 大量の首切りが予想される中日だが、 昨オフ、日ハムを自由契約になり中日に入団した際には 「必ず日ハムを(日本シリーズで)見返す」と、まず その前に日ハムは日本シリーズなんか出ない という時点で間違った張り切り方をしていた島崎(34)、 台湾にトばされた時点で今日のこの日の来る事は規定路線だった 白坂(26)に戦力外通告が出された。両選手はともに現役続行を希望、オフに他球団のテストを受ける。


【注意】本テキストは事実と誇張と邪推を織り交ぜたテキストです。 ここに書かれている内容をどれが事実でどれが誇張でどれが邪推なのか区別・判断の出来ないまま、 よその掲示板等に書き込んでガセネタ旋風を巻き起こしたりするのは貴方の恥になりますし、こちらにも迷惑がかかります。 人に聞いたことをたれ流すのではなく、事実確認は自分自身の目で見て聞いて、確かめて。

それ行け!ペナントレース