-せんし紹介(1)-

はじめての立浪和義

赤いものなら金魚でもかまわない立浪選手会長
中日ドラゴンズの選手の中で一番えらい選手会長。 ポジションはセカンド。1年目からこんなおやじになるまでずっとレギュラーをキープしてるのは、中日では立浪せんしただひとり。 将来の監督候補と言われています。

キーワード 貴公子、赤プリ(赤いジャージのプリンス)、通販、金魚、地獄の貴公子、悪魔、三十路、 みそプリ(三十路のプリンス)、茶髪、たっつん、たっちゃん、タツ、選手会長、名手、子持ち、 PL、片岡の親友。

人とちょっと違うセンス

赤ジャージでご満悦  とにかく赤いものが好きみたいです。

 リストバンドが赤なら愛用のスポーツバッグも赤。 赤い服はもちろんひと通り持っているし、 雑誌のインタビューでは「誰も着ないような赤い服を着てみたい」と熱く夢を語ります。
赤いプリンス

ガッツポーズはやらない

 立浪せんしは尊敬するOB・落合博満さんの「ガッツポーズをするのは相手投手に対し失礼」 という言葉に従い、ガッツポーズをめったにやりません。 ヒーローインタビューでも常に控えめなコメントに終始し、 派手な行動や目立つ行動・言動を嫌います(真面目ですね!)。
 大阪出身にしては地味な立浪せんしですが、 その分、服装が派手なのでバランスが保たれているみたいです。

 「練習は人の見てないところでやるもの」という立浪せんしのポリシーも落合さんの影響でしょう。 確かに、三十代のぜい肉を落とすために金魚運動 やってる姿なんか、あまり人には見せたくないですからね!

金魚運動

ニックネームは“プリンス”

 誰が呼んでるのかは知りませんが、 立浪せんしは「中日の貴公子」「プリンス立浪」という呼ばれ方をされます。 三十過ぎてるくせに恥ずかしい呼び名ですが、もうちょっと前は 「中日の若大将」というもっと恥ずかしい名前 で呼ばれていたので、それを考えれば随分マシな呼び名でしょう。
 関東の球場ではときに味方側のレフトスタンドから 「頼むぞー!プリンスー!」という 痛烈なヤジ が飛ぶこともあります。

 「赤プリ」(赤いジャージのプリンス)、 「みそプリ」(三十路のプリンス)という呼ばれ方もします。

偽プリンス
↑ライバル(二十代)

茶髪禁止令

 立浪せんしは基本的に 考え方がじじくさい ので、最近の若い野球選手の派手な髪型を嫌い、 99年オフのキャンプではナインに茶髪禁止令 を出しました。

 これに対し、福留せんし・大西せんし・小池とうしらは翌日に黒く染め直してきたのですが、 沖縄入りが遅れた武田とうしは染め直さず、ずっと茶髪を通し続けました。
 それについてファンの人から、「茶髪は禁止なんじゃないですか?」と聞かれた武田とうしですが、 「何それ? 監督がそう言ったの?」 とシラばっくれたのでした。監督の言うことは聞くけど、立浪せんしのいう事なんか聞かないよ、 という事ですね。

 そして1年後の2000年オフ、 スネた立浪せんしは髪を毛を茶色に染めました。(三十路デビュー)

地獄の貴公子

 立浪せんしを最初に“地獄の貴公子”と呼んだのは、 記憶が確かなら『さわんだふるA』のたかみね駆さんだと思います。

 もともとそういう噂(=立浪は腹黒い)はあったみたいですが、 あるときたかみねセンセが山本昌とうしに聞いてみたところ、山本昌とうしからは 「ほんと、アイツは悪魔のようなヤツですよ」 との返事が返ってきたそうです。どのくらい悪魔なんでしょうね。気になりますね。

 それ以来、李せんしが死球で骨折すれば「立浪せんしが黒魔術で呪いをかけたに違いない」、 久慈せんしがドーム内でハチに刺されれば「前の日、花屋から出てくる立浪せんしを見た」 など、黒い噂が飛び交うようになったのでした。

華麗なる守備

↑すごい守備

 立浪せんしは過去、守備のベストナインに何度か選ばれています。 (昔々の話です)
 そのことから、立浪せんしは「名手」と 昔の思い出 を引っ張りだされ、今でもそう信じてる人が多いようです。

 そして、立浪せんしはときに誰もやらないような凄いプレーを披露して、 周囲をびっくりさせます。そしてそのプレーに解説陣はそろって 「あの名手・立浪が、珍しい!」 と言い放ち、聞いてるみんなを二度びっくりさせるのです。

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