選手名鑑

中村武志
（なかむら・たけし）

生年月日：1967.3.17生(32歳)
入団：87年ドラフト４位
出身：京都府
球歴：花園高
年俸：1億
愛称：股間直撃男
長所：打たれ強い

　一昨年の最下位時には自身の打率も２割３分と「やっぱ使えねぇよタケシ、矢野の方が全然いいよ」と言われたが、昨年は１２球団ナンバーワン投手陣の影の立て役者となりピッチング・スタッフを引っ張った。「やっぱり古池・前田・村田・遠藤のローテじゃ誰がリードしてもダメだったんだ」と面目を躍如した格好だが、今年はシーズン前から監督に「今年の課題はタケシに代わる次の捕手を育てる事だ」と早くも戦力外宣言。「右の代打→乱闘要員→トレード」といった中尾の歴史を繰り返すか。

年度	チーム	試合	打数	安打	本塁打	打点	盗塁	打率
88	中日	43	113	24	3	11	2	.212
88	中日	98	267	63	5	21	2	.236
89	中日	125	352	95	7	41	2	.270
90	中日	97	256	64	7	21	1	.250
91	中日	104	333	90	20	62	5	.270
92	中日	113	351	86	6	31	1	.245
93	中日	127	404	88	18	46	0	.218
94	中日	125	398	102	9	50	1	.256
95	中日	94	301	77	8	32	2	.256
96	中日	115	376	102	12	37	2	.271
97	中日	102	280	65	8	37	0	.232
98	中日	128	407	96	5	42	2	.236

・日刊スポーツ選手名鑑のコメント

【９７年】選手会長、女房役としてチームをまとめ上げる。自らの成績だけでなく、投手陣の育成にも頭を悩ませる。
【９８年】屈辱の最下位から一転のＶへ、この男の活躍は不可欠だ。人工芝のドーム対策として減量にもチャレンジ。
【９９年】自己最多の128試合に出場し、投手陣の活躍を陰から支えた。盗塁阻止率４割７厘はリーグ２位。