沖縄オープン戦レポート
今中を探しに沖縄に行こう!(1)
(一) いざ沖縄!
今、世界では絶滅の危機に瀕する動物がいる。
イリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナ、ノグチゲラ。
彼の地・沖縄は特に希少動物が生息する事で知られているが、
その沖縄に、今中
がいるという。
長い間球場で姿を見せず、
とうに絶滅していたと思われていた今中が沖縄に生息しているらしいという極秘情報をキャッチした我々は、
早速、中日・沖縄キャンプに飛んだのだった。
【沖縄にいる主な絶滅危機種】
イリオモテヤマネコ |
ヤンバルクイナ |
ノグチゲラ |
イマナカシンジ |
「ヒゲ魔人、開幕絶望だって!」
「わはははは!朝からホットな話題ですな〜。横浜も年貢の納め時ですか!」
「ササキもこないだの登板、MAX135キロでフォークは1球も無しとか。
いい具合で終了に近づいてますな」
「やや!今日の宜野湾のオープン戦では戸叶が先発らしいですよ!?
『5人目の先発の座を狙って』って書いてる」
「ワハハハ、5人目ってあんた、
一に野村、二にタカシ、三・四が無くて、五に戸叶、ですか?」
といった、
横浜ファンが聞いたらシューマイでもぶつけられそうな会話をしつつ、
27日(土)の午前中にANAで沖縄入り。
同じ飛行機内に
『ベイスターズ友の会』応援団300人が同乗していた
事を知ったのは、もうしばらく後の事になる。
(二) オープン戦、開幕!
13:00ちょうど、宜野湾球場に到着した。
同じ日の早い便で来た森直彦氏と合流、
「くわくわ!試合前に山田久志に会って、サインもらっちったんだよブラザー!」
とハッピー気分を満喫していた。宿も決まってないのにのん気な人だ。
記念すべきオープン戦緒戦のカードは横浜vs中日。
最初の得点は中日、久慈の身長を活かしたフォアボールで押し出しという
昨年と全く変わらない盛り上がらない攻撃
で99年初得点をゲット。いつものように「燃えドラ」を熱唱すると、
「あんれまあ、あのヒトたち、球場で歌うたってるべ」
「内地の人だべか。頭おかしいんでねぇの?」
といった宜野湾市民の冷静な視線が冷たく刺さる。
バックネット裏では内地から来たベイ応援団が300人、
タイミングの全く合わない、
歌なし・音楽なしのメガホン応援を延々と繰り広げていたが、
中日応援団も負けじと外野席に名古屋から来たと思われる、
総勢3人
の応援団が、孤独な戦いを展開していた。
「事件」が起こったのは試合中盤、焼きそばを買いに球場外に出た会長が、
「あの男」と接触したのである。
(三) ササキ、鼻で笑う!
会長の目の前にあらわれた図体のデカい男は、「ハマの何様・オレ様・ササキ様」こと、
佐々木主浩(TVタレント)だった。
【問題】
何故ササキは中日ファンを見て鼻で笑ったのか?(10点)
- ここには横浜ファンしかいないはずなのに、
「こいつ横浜と中日の帽子を間違えてるよ、アハハ。これだから離島の人は」と思った。
- 沖縄までやって来て雨にふられてる中日ファンに、
心の底から「バカじゃん?」と思った。
- 会長の帽子に付いている山崎のバッヂがひっくり返っていた。
- 後ろで佐伯がみのもんたのモノマネをしていた。
- その他
|
>>>続く
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