INDEX

インフォーマント!


『インフォーマント!』は悪と嘘を許さない正義のエリート社員、 マット=デイモンが自らの会社の不正を暴くお話です! (腹へった)

日本でもここ十数年ほどですか、コンプライアンスだかカンパリソーダだかテンプラアイスだか叫ばれ (カンパリソーダは無理があり過ぎだった)(「カンパリ」って何?)、 つい先日も子飼いのヘッドコーチ(ペットコーチ)(ちょっと可愛い感じになった)をクビにされたどこかの球団代表が、 「これは重大な天ぷらアイス違反です!」って泣きながら記者会見してましたね (今日のお昼はカップラーメンにしようか、それともカップ焼きそばにしようか、 思い切って天ぷらうどんにしようか)。 まあ内容は全然コンプライアンスと関係ない勘違い会見でしたが(焼きそばに赤しょうがって合わないと思う) (個人の見解です)。

企業の内部告発って日本ではあまり聞きませんが (カップ焼きそばって何で焼いてないのに「焼きそば」なんですか?)、 日本の企業ってのは終身雇用が一般的で、 アメリカの企業は理由なしの解雇が可能ってこともあるんでしょうね (でも普通の焼きそばだって焼いてるのは「鉄板」であって、そばは焼いてない)(焼いてないのに「焼きそば」とか、 これは重大なコンプライス違反だ!)(「重大」と「十代」って似ている)(♪ガラスの重大〜)。 しかし次期社長との呼び声高いマット=デイモンは果敢に悪の会社に立ち向かいます! (最近では「レンジ焼きそば」まであって、もう何が何だか!)

この映画では、マット=デイモン演じるウィテカーのモノローグ(=独り言)と共にストーリーが進むのですが (うどん派かそば派かっていえば僕はうどん派です)、 この話がおかしいのは、 映像上で展開している話と全く関係ないことをウィテカーは心の中で思っているのです! (香川県は自らを「うどん県」と名乗ってるようですが)(ってことは香川県民および香川県出身者は 「うどん野郎」って理解でよろしいでしょうか)

まじめな話をしているときに頭の中では全然違うことを考えてる(腹へった)。 なんか全体的にふざけてる感じなのです(とろろうどん食いたい)。 今話してることと別のことを頭の中で考えてるなんて、そんな器用なこと僕には出来ませんよ! (マンモス西はうどん野郎。「西、おまえ香川県出身なんだってな。このうどん野郎ッ!」「何するんやジョー!」)

で、ウィテカーの口から出てくることはみんなウソばっかりで(実写版「あしたのジョー」は主人公のジョーが陰気すぎると思います)、 こんなにペラペラうそが出てくるなんて正直者の僕にはびっくりなんですが (原作のジョーはいつも陽気で周りを元気にしてくれる能天気キャラだったのに!)、 でも口から出る言葉ってのは本当のことでないのが人間って生き物なのかも知れませんね! (だいたいマンモス西が減量の辛さに逃げ出して屋台でうどんを食わないジョーなんて!)
世の中でウソをつく動物は人間だけです!(夜中にうどんを食うのはマンモス西だけです!)

僕もウソを吐くたびに「ああ!俺って人間なんだなあ!」と自覚する毎日です! (舌抜かれるぞ!)(2枚あるから大丈夫!)(讃岐うどんは生麺より冷凍麺の方が美味しいですよね) (ま、『ラーメン発見伝』からの受け売りですよ)(でもマジ!冷凍うどん美味いって!)

(2012.2.28)

原題The Informant!
邦題インフォーマント!
公開/製作2009年/アメリカ
出演 マット・デイモン (ウィテカー)、スコット・バクラ(シェパード捜査官)
監督スティーブン・ソダーバーグ