ノーウェア・ボーイ ひとりぼっちのあいつ
僕はビートルズ世代じゃないのでビートルズとかあまり知らないんですけど （ずうとるびなら知ってます！）、 マザー・コンプレックスのジョニー（ジョン・レノン）が マザコンを克服する物語です！ （っていうか克服しないんですけどね！） （どっちや！） ところでマザコンと言えば、僕が子供の時分は母親のことをママって呼ぶようなやつはクラスで 「マザコン野郎！」って罵られてたものですが、 近頃のお母さんはみんな子供に自分のこと「ママ」って呼ばせてますね！ （いや「みんな」は言い過ぎですが） （でも俺の周りみんなそうだよ！） （トンガリかよ！） 書きながら気になったのでちょっと調べてみたのですが （こうやって話がそれていくんだね！） （気になったらすぐ調べる！）、 二〇一〇年のベネッセ（総合教育サイト）によるアンケート調査では、 子供に「ママ」と呼ばせている親は四割いました！ 四割！ 大島の打率より高いよ！ （四十人クラスなら十六人がトンガリだよ！） ところが、「子供は人前で母親をどう呼んでるか？」 というアンケートもあって、そこで「ママ」は三割に減っているのですよ！ やっぱ友達とかの前で「ママ」って呼ぶのは恥ずかしいみたいで、 家の中で「ママー！」って呼んでるクソガキが、 家の外では「お母さーん」って演技してやがるってことですよ！ 子供のくせに表と裏の顔使い分けかよ！ そんなに世間体が大事か！ （っていうか大事だよね世間体） （そこの貴女！ あなたの彼氏も家に帰ると「ママー！」って呼んでるかも知れないよ！） （ハッ！…ということは、今このテキストを読んでる人の四割は…） …… えっと、「ママ」って呼んでも全然いいと思いますよ！うん！ ホラ、小さい頃からの英語学習は大事だし！ 国際化社会ですからね！ 今のうちから母親相手に「ヘイ、ママ！」とか言わせて英語を鍛えておけば、 将来は楽天の社員になれますよ！ っていうか全ての母親は子供に「ママ」と呼ばせるべきです！ オール・マザーズ・マスト・ビー・コールド・ママ・フロム・チャイルド！ （←子供のころから英語やっておかないと、こんな英語しか使えなくなりますよ！） ルック！（さて！） 『ノーウェア・ボーイ』の話ですが！ タイトルにある通り、 服も着れないほど貧乏な少年（ノーウェア・ボーイ）だったジョニーが、 ポールやジョージと出会い、 ビートルズとして大成功、 いくらでも服を買えるお金持ちになったっていう感動のサクセス・ストーリーです！ （この程度の英語力です！俺は！） （ちなみに母親のことは「お母さん」って呼んでました！） （やっぱ「ママ」って呼ばないとダメですね！） いや、そのストーリーはウソですけど。 （「No where Boy＝居場所のない少年」です） 笑いあり、涙あり、ロックありの素晴しい映画でした！ 非の打ち所なし！ ただ、ジョンもポールも非の打ち所が無さ過ぎて、 こんな格好いいやつ世の中にいるわけねえだろ！（いたわけですが） 登場人物みんな格好良過ぎだよ！ いいやつ過ぎるよ！ 世界のビートルズ・ファンに気遣ってんじゃねえの！？ 俺の知ってるジョンとポールはもっと嫌なヤツだったよ！（知らないですが） （ずうとるびなら知ってます！）
(2012.10.4)
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| 原題 | Nowhere Boy |
| 邦題 | ノーウェア・ボーイ ひとりぼっちのあいつ |
| 公開/製作 | 2009年/イギリス・カナダ |
| 出演 | アーロン・ジョンソン（ジョン・レノン）、クリスティン・スコット・トーマス（ミミ）、アンヌ＝マリー・ダフ（ジュリアン・レノン）、トーマス・サングスター（ポール・マッカートニー） |
| 監督 | サム・テイラー＝ウッド |
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