だいたい証券マンなんてどうやってカネ儲けてんのかよく分かんないですよね (こういうこと言うとすごく頭悪そうですけど!) (実際頭悪いんでいいです!はい!)。 やってることは他人のカネで株売ったり買ったりしてるだけでしょ。 麻雀における場の総和は常に同じみたいに、 プラスの人とマイナスの人の合計はいつでもゼロなわけですよ。 証券マンがそんなガッポガッポ儲けてるなら、同じ量のマイナスが発生してるはずでしょ。 それは誰がマイナスになってんの? てなわけで悪徳証券マンのえげつない手口を暴いてやる! とばかりにオリバー・ストーン監督は映画『ウォール街』を撮影したわけですが! この映画が公開されると 「悪徳証券マンかっこいい!」 「悪徳証券マン最高だぜ!」 「俺も悪徳証券マンになりたい!」 と悪人役のマイケル・ダグラスをリスペクトする観客が続出! この後、ウォール街は悪徳証券マンを目指す若者でいっぱいになったのです。 ワハハ! さすがアメリカ人! これ今だったらエンディングロールの前に 「インサイダー取引や市場操作は犯罪であり、 投資家のみならず関係企業・下請けの工場にまで余波が広がり 失業率の増加の原因となります。 証券取引はルールを守って公正に行い、 他の人に迷惑のかからないようにしましょう」 とか字幕が出そうですね! この映画ではチャーリー・シーンがマイケル・ダグラス一人ぶっつぶして 「めでたしめでたし」になるわけですが (おいネタバレすんな!) (だってこれの続編の『ウォール・ストリート』では あらすじ段階で「前回の『ウォール街』で刑務所に入ったマイケル・ダグラスが〜」 って言ってるんですよ!)(俺悪くない!)、 多分こいつ(=主人公のチャーリー・シーン)の個人的な逆恨みのせいで、 大勢の投資家、企業、 その下請け会社まで、何も知らない一般市民がいっぱい巻き込まれてるはずですよ! (映画では描かれませんが!)(いい迷惑です!) そしてこの映画観たやつがウォール街で証券マンになって、 サブプライムローンとかバンバン売って、世界中不景気にして、 日本も不景気になって、ナゴヤドームの観客動員が減って、 落合監督がクビになったんですよ! ファック! というわけで今日の結論は 「落合監督解任は『ウォール街』を作ったオリバー・ストーンが悪い」です!
(2012.9.17)
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原題 | Wall Street |
邦題 | ウォール街 |
公開/製作 | 1987年/アメリカ |
出演 | マイケル・ダグラス(ゲッコー)、チャーリー・シーン(バド) |
監督 | オリバー・ストーン |