「暴力では何も解決しない」と言う父親と、 「非暴力では何も変わらない」と言う親友。 何が正しくて何が間違ってるのか、 そもそもそんなものが存在するのか、 という問いを観てる人に投げかけてくるのが『未来を生きる君たちへ』という映画ですが、 僕はこれ、 超自我(スーパーエゴ、あるべき理想の姿)とエス(本能、欲求)の話だと思います。 以上、終わり!(早いよ!)(だってこの話、前にもしたもん!) (三度目くらいです!) しょうがねえなあ、同じ話を何度もしてすみませんが、またにわかフロイト哲学を語りますよ。 まずはざっとあらすじを紹介すると、 あ! そういえば! 今って「ネタバレ規制」が厳しくなりそうな流れなんですよね。 一昨日ですが、 ネットのネタバレサイト『ナルトちゃんねる』の管理人さんが、 自分のサイトの過去の投稿記事を削除し、こんな告知を出しました。
この決定ですが、先日話題になったばかりの2ちゃんねる転載禁止騒動とは全く関係無くて、 実は出版業界の大手である某社さんの中の人との話し合いをもって下すこととなりました。
(『ナルトちゃんねる』より)
『ナルトちゃんねる』というのは、 タイトルから想像できるように、 少年ジャンプの連載漫画『NARUTO』のネタバレを書き込むサイトなんですね。 で、中には掲載漫画の画像まで貼ってくる人がいて、 大問題であると。 (抗議をした「出版業界の大手である某社」って、 社名を伏せているのでナニ英社なのかさっぱり見当がつきませんが!) で、その集ナニ社か分かりませんが大手出版社から、 「裁判してもいいけど、それだと金も手間もかかるから、 君たちが自主的に削除するなり、自主的にサイト閉鎖するなりしてくれれば 穏便に済ませてもいいですよ。 そうでないとこは警告なしに出るとこ出るからシクヨロ! 他のみんなにも言っといて!バイチャ!」(要約) という話があったみたいです。 出版業界も不景気で、 昨年のニュースでは大手十社中七社が減収だったそうですから (集英社は七・七パーセント減) (僕の贔屓の秋田書店は大手じゃないので載ってませんでした!)、 雑誌の売り上げを脅かすかも知れないネタバレには神経質になってるのでしょう。 「えー、細かいこと言うなよー」 「ネタバレが宣伝になる事だってあるだろー」 「ともだちと今週のストーリーについて盛り上がっちゃいけないの?」 という声もありそうですが、 それについては 「漫画文化の普及に寄与していると認められるようなサイトについては考慮しないでもない」と。 分かりやすく言えば、 見逃してもらえる可能性もなくはない事を否定できないなんて言えないよ絶対、 と言ってるようです! 今回は少年ジャンプの話でしたが、 他の雑誌・書籍、テレビ・ラジオ、映画でも同じことが言えるので、 僕もネタバレには気を付けたいと思います! で、『未来を生きる君たちへ』のあらすじですが(自主的に削除)
(2014.03.07)
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原題 | Hevnen(英題:In a Better World) |
邦題 | 未来を生きる君たちへ |
公開/製作 | 2010年オランダ、スウェーデン |
出演 | ウィリアム・ヨンク・ユエルス・ニルセン(クリスチャン)、マルクス・リゴード(エリアス)、ウルリク・トムセン(クリスチャン父)、ミカエル・パーシュブラント(エリアス父)、トリーヌ・ディルホム(エリアス母) |
監督 | スサンネ・ビア |