私もよくあります! 誰かと言い合いになって、 「お前の言うことは間違ってる!俺が正しい!」 って主張して、途中で 「あれ、俺の言ってることの方が間違ってるのかな…」と思ったんだけども 「いやいや、絶対に俺が正しい!」 って意地になって、口八丁で相手を打ち負かし(た気分になって)、 あとでこっそり調べてみたら 「あ、俺の間違いだったわ」「ま、いいか」 って知らぬ顔の半兵衛を決め込むこと! まあ、小学生のときとか誰でもある話ですよね。 「UFOを見た」とか「サンタクロースはいる」とか、 意固地になって引っ込みがつかなくなる。 お母さんの財布からお金をちょろまかして 「あんた取ったでしょ!」 「取ってない!絶対取ってない!」 って堂々とウソついたりするパタンもあります。 (ウソつきは泥棒の始まりや!) (いやそのケースは泥棒がウソをついてる) 「サンタクロースはいる」と信じてる子供は大人から見れば微笑ましかったり可愛らしかったりするのかもしれないけれど、 子供にとっては恥辱以外の何ものでもありません。 あんなにクラスメートに頑張って主張したのに、 しかもそれは信じていた両親から教えられたことなのに、 まさか親が自分にウソをつくなんて! しかもあなたは「ウソつきは泥棒の始まり」と日頃から言っていたじゃないですか! じゃああなたは泥棒ですか!? ま、僕は小さい頃からクリスマスになると 「プレゼント何が欲しい?清水屋に買いに行くよ!」 と目の前で商品を買ってレジからそのまま手渡すような家庭で育ったので、 同級生に「サンタなんかいねーよバーカ」と言う側の子供でしたが! (「サンタはいるもん!」と言い張る同級生を泣かすのが私の仕事です!) (何でや!『母なる証明』の話をするつもりが、 私がいかにイヤな子供だったかの話になってるやないか!) でも逆の立場だったら、僕だったら「サンタはいる」と主張して絶対撤回しませんけどね! もしサンタがいないことに勘付いてしまったら、 「サンタはみんなの心の中にいるんだよ」 と話を違う方向に持ってくような子供でしたよ! (今では自分の間違いを認めるような大人になったかのような言い方をしてますが、 今でもそんな変わってません) (何でや!俺がいかにダメな大人であるかの話になってるやないか!) ツイッターとかでも絶対自説を曲げない人がいますが、 事実と違うことを信じて、そうではない証拠を次々と出されて、 それでも主張を変えない。 私は同じダメな大人としてそういう人の気持ちがよく分かるので、 「ああ、この人はこういう人なんだ」 とそっとして置くのが一番だと思います。 そういう人を後がなくなるまで追い詰めたら、 人間は現実逃避するしかなくなるのです。 さて、『母なる証明』ですが(ああ!もう字数がない!)
(2014.01.20)
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原題 | 英語:Mother |
邦題 | 母なる証明 |
公開/製作 | 2009年/韓国 |
出演 | キム・ヘジャ(母親)、ウォンビン(トジュン)、チン・グ(ジンテ) |
監督 | ボン・ジュノ |