映画『ファーゴ』ではたくさんの罪のない人が (いや、罪はあるかも知れません) (登場人物の前科洗ったわけじゃないしね) (キリスト教だと人間はみんな罪を背負ってるらしいしね) (ファック!キリスト教!人を罪人呼ばわりか!) (会ったこともない人に向かっていきなり罪人呼ばわりとか、お前は映画泥棒のCMに出てくる頭にカメラをかぶった人か!) 殺されていくわけですが(たくさんの罪のない人が殺されていく、という意味です。 映画泥棒ぼCMの出てくる頭にカメラをかぶった人が殺されていくわけではありません) (ま、あのカメラ野郎もいずれは死ぬだろうけどな!) (俺のカンでは五十年以内には死ぬぜ!あの野郎!) この殺人犯たちは別に人を殺すのが大好きなわけではなく、 最初はただお金が欲しいだけのチンピラだったのに、 ちょっとしたことで人を一人殺してしまって、 そのあとは 「一人殺すも二人殺すも一緒」 的な勢いでなし崩し的に人を殺して行くのです。 ああ!こいつら、絶対ダイエットとか失敗するタイプ! ダイエットと言えば最近僕ん中で「ちょいリバ」がブームで (ちょいリバというのは、 ダイエットでちょいとリバウンドする事です)(ちょっとオシャレに言ってみました)、 大体僕は一年中ダイエットしてるんですが、最近少しサボってて、 体重が五百五十トンくらいに戻っちゃったんですよ。 (身長は五十八メートルだから太り過ぎです!) (標準体重=二十二×[身長の二乗]で計算すると、 僕の理想体重は七十四トンになるので、四百七十六トンオーバーです!) 原因には全く心あたりがないんですが、もしかして、 毎日お菓子をバリバリ間食するからかも知れません。 だいたい一日に三〜四回くらいおやつの時間があるんですが、 「一個だけならいいか」と一度お菓子に手をつけてしまうと、 「一個も二個も一緒やで!」 「二個も三個もそんな変わらへん!」 「ええい、ままよ!どうにでもなれ!」 てな感じで、気がつけば連続お菓子食べ過ぎ事件になってるんですね。 『ファーゴ』の連続殺人犯もこんな感じでした! (一回手をつけちゃうと止まらないんですよね!) で、僕は思ったのです。 たまたま僕らは一人目を殺してないから連続殺人犯になっていないだけで、 一度人を殺してしまったら、「どうせ一人殺しちゃったんだから、ま、いいか」 と箍(たが)が外れ、二人目、三人目、四人目と、やめられない止まらない、 かっぱえびせんのように人を殺し続けるのではないかと! (かっぱえびせんは人を殺しません!) (大体「かっぱえびせん」の「かっぱ」って何だよ!何処にカッパがいるんだ!) (カッパといえばキュウリだろ!なんでエビせんなんだよ!) (自分で調べろバカ!)(はい!) 調べました。 これ、一九五三年から週刊朝日で連載された『かっぱ天国』って漫画が元ネタなんですね。 当時このカッパのキャラクターが大人気になって、 「黄桜酒造」や「カルビー」など大手企業の広告キャラクターとして採用されたわけです (♪かっぱぱー、るっぱぱぱー、のCMです) (えっ!あのカッパとかっぱえびせんのカッパは同じカッパだったの!?) (正確には黄桜のカッパは二代目なので、叔父と甥みたいな関係ですかね) (阪神タイガースの福留孝介は三代目のカッパです) (なんでや!今福留のてっぺんはげの話してないやろ!)。 ええと、何の話してたんだっけ。ああそうそう、『ファーゴ』です。 つまりダイエットの出来ない人間は、連続殺人犯と一緒だという事です! 一個お菓子をつまむのは人をひとり殺すのと一緒! 二個お菓子をつまむのは人をふたり殺すことと一緒! ダイエットはするときは、人を殺す覚悟でやれという事ですよ! というわけで、『ファーゴ』を観た僕は「このままじゃいかん!」と思い立ち、 今日からダイエットすることにしました! (来週までには何百人殺してるかな、フフフ…)
(2013.06.05)
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原題 | Fargo |
邦題 | ファーゴ |
公開/製作 | 1996年/アメリカ |
出演 | フランシス・マクドーマンド(ガンダーソン)、ウィリアム・H・メイシー(ジェリー)、スティーヴ・ブシェミ(カール)、ピーター・ストーメア(ゲア) |
監督 | ジョエル・コーエン |