「現実には起きなかったことも歴史のうちなのだ」ってよく言いますよね。 いやよく言ってるのは僕だけかも知れませんけど。 僕はよく使いますよ。 なんか自分の武勇伝とか話してて、僕がちょっとだけ、「盛る」って言うんですか、 コップ一杯の水を東京ドーム10杯分くらいに水増しして話をすると、 「えっ、それはおかしい、そんなことはあり得ないだろ!」 とか突っ込む人がたまにいるんですよ(イヤなやつですね!) そんなとき僕は胸を張って「ばかもん!現実には起きなかったことも歴史のうちなのだ!」と言い返します! (おまえそれただのウソつきじゃねえか) (いいじゃないですかそんな馬鹿正直に事実としての歴史だけを追求しなくても!) (誰だって坂本龍馬は英雄である方が楽しいでしょう?) もし坂本龍馬がろくでもないチンピラヤクザでファッキンチキンで虚言癖があって、 今語られてるような英雄的エピソードの数々の殆どが司馬遼太郎の創作だったとして (「もし」ですよ!ウソだなんて言ってませんからね!) それで誰が困りますか? 日本の人口が減りますか? DeNAの株価が急落しますか? リーマンブラザーズが倒産しますか? 日本がインドになりますか? なりませんよ!(あっ、DeNAの株価は急落するかも知れません) そりゃウソはいけませんよ、あっ、先にあやまっときますゴメンナサイ。 今まで数々のウソをついてきた僕なんで、天国に行ったあかつきには閻魔さまに舌を抜かれる覚悟は出来てます (天国に閻魔さまいないけどな!)(おまえ天国に行けるとでも思ってるのか>俺) (当たり前じゃないですか!こんなに正直に生きてきた僕が天国に行かなくて誰が天国に行くんですか!) (どの口がそんなウソを) (閻魔さまに舌を抜かれる覚悟は出来てます!)。 それで誰かが幸せになれるなら、 そこに真実があるのなら、 そっちの歴史の方が正しいんです! 「厳密にいえば、ほんの5分前に起きたことさえそれが“事実”であると証明することは不可能なのだ」 ですよ!歴史が事実かどうかなんてさしたる問題ではありません! なので『イングロリアス・バスターズ』を観て僕の中で第二次世界大戦の歴史は変わりました! こっちが正しい歴史です! 「ペンは剣よりもつよし」って言いますが、 「ツヨシしっかりしなさい」を描いたのは永松潔大先生でしたが、 「タヤスツヨシ弱し」って見出しを書いたはサンスポだか報知だかどっちか忘れましたが、 映画には歴史を変える力があるんですね! 俺もテキストで世界を変えたい! 2012年、干支はドラゴン! 落合竜9年目に完全優勝で日本一を取るぜ! イェーッ! (それは歴史の変更ではなく現実逃避だよヨウゾウ)(イェーッ!)
(2011.12.30)
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原題 | Inglourious Bastards |
邦題 | イングロリアス・バスターズ |
公開/製作 | 2009年/アメリカ・ドイツ |
出演 |
ブラッド・ピット(レイン中尉) クリストフ・ヴァルツ(ランダ大佐) メラニー・ロラン(ショシャナ) |
監督 | クエンティン・タランティーノ |