INDEX

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか


ツイッターなんかを見てて思うことは やっぱ世の中にはちょっとおかしい人ってのがかなりいて (「ちょっと」と「かなり」の絶妙なバランス!)、 人と違う事を言うのが格好いいと思ってる人もいるんだろうけど(俺とか)、 かなりおかしい人もちょっといて(今度は「かなり」と「ちょっと」のコラボレーション!)、 普段は論理的で冷静に見えていた人が、 あるトリガでクレイジーなことを言い出して今まで築き上げてきた信用をスカッと失う場面を多々見てきましたが!

ちょっと面倒くさい言い回しをしましたが、 要は「頭のおかしい人はそこら中にいる」って事が言いたかったのです! (だったら最初からそう言え!)(おじゃまします家イエ!)(荒川強啓イエーッ!)

映画『博士の異常な愛情』(正式タイトルはもっと長いのですが省略)は気の狂った軍人がソ連に爆弾を落とそうとする話ですが (「気の狂った」って使っていい言葉なんですかね) (よく「放送禁止用語」って表現を聞きますが、「放送禁止用語」ってものは存在しないみたいですね) (そら表現の自由は憲法で保証されてるもの!)(ちんこ!ちんこ!ワーイ!)(子供か!)、 映画の冒頭で「この映画に出てくるような頭のおかしい軍人は我がアメリカ軍にはいません! 従ってこのような事故は起こり得ません!」 みたな注意書きが白々しく表示されるんですね。
でも、実際に起こり得ることですよね。世の中にクレイジーな人っていっぱいいますよ!

ある日突然頭のおかしくなった人が爆弾を他国に落とす、 全然起こり得ることだと思います! 確か実際にあったという話も聞きました! トルーマンとかいう名前の人が発狂して他国に爆弾を落としたとか!

でもまあ、今だったらわざわざ核爆弾落とさなくても、 原子力発電所に普通の簡単な爆弾落としてジ・エンドでしょうけどね! (わざわざ核爆弾作る必要なかった!)

この映画で怖いのは、 攻撃命令を受けて出動した戦闘機が、途中トラブルで目的地まで辿り着けなくなって 「どうしよう」「帰ろうか」ってなるんですけど、 「しょうがないから、近くの別のとこに爆弾落とそうぜ!」 って言い出すんですね!
おまえはコロコロコミックが売ってなかったからコミックガンガンを買って帰るお母さんか!

目的が達成することが出来なかったから、似たような別のことをやってお茶を濁す、 一番やってはいけないことです! お母さんはよかれと思ってやったのかもしれないけど、 悪い噂は一瞬で学校に広まります! 翌日学校に行ったら「おまえガンガンなんか買ってんの?ダッセー」と クラスのヒエラルキー最下層にランク付けさせられますよ! (ガンガンのことをそこまで言わなくても!) (ガンガンも面白いですよ!) (読んだことないけど!)

最初の目的が達成できなかったから次の目標に切り替える、 本人は「ああ、俺はなんて臨機応変なんだ!」とか得意になってるんでしょうけど、 ガンガンなんか買って帰っても誰も喜びませんよ!(ガンガンはもう許してやれ!)
モスチキンバーガーがなかったからってロッテリアのエビバーガー買って帰っても恨まれるだけですよ! (なんでや!エビバーガー美味しいやないか!)

お母さんにしても子供が喜ぶ顔が見たくて買ってきたのでしょう。それはわかります。 でも、「えっ、こっちを買ってきたの?」 「え?ダメだった?」「コロコロって言ったじゃん!」「まあいいじゃない、これで」「…ふう…やれやれだぜ。じゃあこれでいいよっ」 「いいの?」「いいよいいよ、気にしないで」「でも…」「気にすんなって言ってるだろ!うっせえぞババア!」 とケンカになるのです! ああ! 家庭崩壊の始まり!

だから人に買い物を頼まれたときは、「もしなかったらどうする?」と事前に聞きましょう。 あるいは店から携帯電話で「ないけどどうする?」と確認を取りましょう。 携帯がないとか、あってもキャリアがソフトバンクなので電波がつながらないとかだったら、 何も買わないで帰りましょう。

というわけで、 今日は「おつかいに行くときはauかdocomoの携帯を持って行こう!」 「ソフトバンクは家庭崩壊の始まり!」という話でした!

(2012.11.29)

原題Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb
邦題博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
公開/製作1964年/イギリス、アメリカ
出演 ピーター・セラーズ(ストレンジラヴ博士、マンドレイク大佐、大統領)、スターリング・ヘイドン(リッパー将軍)、スリム・ピケンズ(コング少佐)
監督スタンリー・キューブリック

INDEX