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マイティ・ソー


マレーシア航空機が忽然と姿を消し「現代のミステリー」として世界から注目を浴びてますね! (三月十五日現在)

新聞もニュースも見ない、大学では無知学を専攻していた皆さんのために一応説明すると、 今月八日マレーシアから北京に向かった乗客乗員二百三十九人を乗せた旅客機が、 離陸から五十分後に南シナ海上空で消息を絶った事件です! 一週間経った現在もまだ行方が分かっていません! 海に沈んだなら燃料の油が海上に流れるはずですが、それも確認されてません!

で、金曜日のTBSラジオ 『森本毅郎のスタンバイ!』では街頭インタビューで拾ったサラリィド・ワーカーの声を紹介してたんですが、

「これはもう一つしか考えられないね。どこかの国が間違えて撃ち落してしまって、 隠蔽してるんだよ。だって飛行機が消えるなんてあり得ないじゃない? 職場の皆ともその話題ばかりしてるんだけど、 それしか考えられない! どこかの国が間違えて撃ち落してしまって隠蔽してるんだよ。 そう考えればすべて辻褄が合う!」

と同じことを二回も言ってました!(二回目はカットしろよ!編集!)

まあ隠蔽しているのだとしたら、 「油も見つからない」のは「隠蔽している」 って解釈が出来るので、可能性としてない話ではなくはないとは言えないですね!
でも「それしか考えられない!」と断言するあたり、このサラリィド・ワーカーのおじさん、 会社では仕事出来ない方でしょうね! (もっと視野を広げろよ!) (自分が納得できる案を思いついたら別の可能性は考えようとしないタイプです!) (そして同じことを何度も言う上司はダメな上司です!) (ラジオのアンケートに答えただけの見ず知らずのアカの他人をダメ上司呼ばわり!)

ちなみにアメリカでは「成層圏を超えて宇宙に飛び出したんじゃないか」 という声もあるそうですが(さすがアメリカ!)、 他にも、 「戦国時代にタイムスリップした」 「実は離陸してない(狂言)」 「もうとっくに着陸しているが、影が薄いので誰も気づかなかった」 「巨大怪鳥が食べた」 「宇宙人がさらって行った」 「太陽の熱で溶けた」 などいろいろ考えられるわけですが!

僕の予想では「アスガルドに行った」んだと思います!


☆   ☆   ☆   ☆


ええと、普段からマンガしか見ない、学歴社会に中指を突き立てるレジスタンスの皆さんはご存知ないと思いますが (丁寧な言葉遣いで人を侮蔑することを「慇懃無礼」と言います!)、 実は人間界ってのは九つある世界の一つで、 アース神の国・ヴァン神の国・妖精の国・小人の国・黒い妖精の国・巨人の国・氷の国・死の国、 そして人間の国で構成されてるんですね! (信じられないでしょうが本当です!) (『マイティ・ソー』で言ってました!)(それも原作はマンガやないか!)

アスガルドは神々の王・オーディンが治めるアース神の国で、 そこの第一王子・ソーにはミッドガルド(人間界)にナタリー・ポートマン似の恋人がいるのです! (一般には知られる事のない国際機密ですが!) (僕は『マイティ・ソー』を観たので知ってます!)

だから今回のマレーシア航空機行方不明事件も、 たぶん飛行機にソーの彼女さんが乗ってたか何かで、 ソーがアスガルドに連れて行ったんですよ!

サラリィド・ワーカーの仕事出来ないおっちゃん風に言えば、 「そう考えればすべて辻褄が合う」 のです!(ソーだけに!)

(2014.03.16)


原題Thor
邦題マイティ・ソー
公開/製作2011年アメリカ
出演 クリス・ヘムズワース(ソー)、ナタリー・ポートマン(ジェーン)、トム・ヒドルストン(ロキ)、アンソニー・ホプキンス(オーディン)
監督ケネス・ブラナー

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