中学とか高校の頃、 友達と「自分の守備範囲自慢」とかしてましたよね! 「俺は篠ひろ子までいける!」とか! (篠ひろ子さんですが今調べたら四十歳でした)(十六進数で) (大丈夫!いけるいける!) 恋愛相手の対象年齢はどこまでいけるか? まあ芸能人やどっかの社長だと、「年の差婚」ってのもよく聞く話ですよね。 絶対財産目当てですけど! そういうのは大抵エロジジイと若い女の組み合わせで、 女にしてみればあと数年我慢すれば一財産手に入り、 男にしてみればお金目当てだというのは薄々分かってはいても、 それで幸せ気分が味わえるなら、ま、いいか、と受け入れる。 幸せをカネで買って何が悪い! 車だって家だって海外旅行だって、 「お金を払って幸せな気分を楽しむ」って点では一緒じゃん! 幸せは金で買うものです! ま、そうしてお互いが割り切った上でのビジネス婚だったら、 それでいいんじゃないですか。 たとえそこに愛がなくても、偽りの幸せでも、幸せな気分になれれば、 本人がいいならそれでいいんじゃない。 そんな風に加藤茶を哀れんだ目で見てるあなた!(名前を出すな名前を) 他人の幸せを素直な目で見れない心の腐ってるあなた! そんなことはないんですよ! 年がいくら離れようが真実の愛はあるんです! 『ハロルドとモード』はものすごい守備範囲の広い少年・ハロルドと、 ものすごいおばあちゃん・モードの純愛… いや、ベッドシーンもあるので純愛でもないか、 熱愛の物語です。 ハロルド・十九歳! モード・七十九歳! 足すと九十八歳ですよ!(なぜ足したし)(いや権藤コーチと高木監督の年齢ってよく足して何歳とか言ってるじゃん) 恋愛とは何か。男女はお互いに何を求めてるのか。 それは心の穴を埋めてくれることです。 そして心の穴を埋めてくれるかということに、年齢なんて関係ないですよ。 人は誰だってどこか欠落した部分がある。世の中みんな欠陥人間です。 満たされない気持ちでモヤモヤしている。 それを埋めてくれる人があらわれたとき、 「この人とずっと一緒にいたい」と思い、 結婚という形になるんですよ。 だから、加藤茶の嫁もお金目当てじゃないんですよ!(名前を出すな名前を)
(2012.9.6)
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原題 | Harold and Maude |
邦題 | ハロルドとモード 少年は虹をわたる |
公開/製作 | 1971年/アメリカ |
出演 | バッド・コート(ハロルド)、ルース・ゴードン(モード)、ビビアン・ピックレス(母親)、チャールズ・タイナー(叔父) |
監督 | ハル・アシュビー |