今日から『熱狂的ドラファン日記』(6/1〜6/30期間限定)のスタートなのです。
　タイトルを聞いただけであの企画の模倣というのは想像出来たでしょうが、 星野センイチ監督の「６月は大攻勢をかける！ぶっちぎりだ！」 という言葉を信じれば大丈夫のはずです。

ルール：

• 中日が負けたら、次に勝つまでメシ抜き。
• 飲み物はＯＫ。
• ２連勝したら酒ＯＫ。
• 「まいりましたカード」は３枚まで。

　２日くらいメシを抜いたって屁でもありません。
　カンボジアでは今日も生まれついての貧乏人どもが その日の食事にすらありつけない生活をしているのです。 ああ、日本に生まれてよかった。

　試合開始まで（１日３食として）８食抜き。 さすがに少々へこたれつつありましたが、そこは我らが中日ドラゴンズ。 こんな都会の片隅で「コンクリートジャングルの悲劇！ 孤独なサラリーマン、自宅で餓死！」 なんてワイドショーが飛び付きそうなニュースネタなど作らせはしません。
　「勝者はメシを食え、敗者には何もやるな」
　今日の圧倒的勝利を祝い、焼きそばにさらに茶そばまで食ってしまいました。

　今日はメシを食ってもいい日なので、調子に乗って食い過ぎました。
　昨日の夕食まで丸三日ほど食い物が入ってなかったので、 カツカレーとかカツ丼セットとか胃にたまるものをガツガツ餓鬼畜生のように食したところ、 胃がびっくりしたようです。
　ソバ屋を出て電車に揺られてるあたりで胃がピーチクパーチクさえずり、 危うく家にたどりつく前に生まれそうでした。

　負けました。
　しかし、こうした苦難を乗り超えてこそ、 １勝の大切さ、有り難みが分かるのです。
　「痛みを知るものだけが優しさを知る事が出来る」
　負けるという事はこんなにも辛いのだ、 という事を、負けるとただ選手・監督を罵るだけの不心得者にも知って欲しい。 選手は「負ける→戦力外→クビ→失業」という恐怖といつも闘っている。 中日が勝っても負けてもいつでもメシをたらふく食ってる人間が、 「山崎を外せ！」「ゴメスをクビにしろ！」 などと迂闊に言うものではありません。
　それにしても。ああ、腹減った。

　ひもじいですサンタマリア。
　この６日間で３食です。１日３食摂取する人の６分の１です。
　１枚目の「まいりましたカード」使用です。

　今日は試合がないのです。
　つらいですサンタマリア。
　もう一度「まいりましたカード」を使わせて下さい。

　また負けました。
　しかも途中まで勝ってたのです。
　頼みの綱の宣が打たれました。
　宣が打たれたのならしょうがありません。 宣にはメシの１日や２日抜いたくらいじゃ足りないほどの恩があります。 このところちょっと調子を落としているみたいですが、 キムチ食って頑張って欲しいです。
　ああ、豚キムチが食いたい。

　「さすがに４連敗はないだろう。相手はあの読売だし」
　と思い、試合は始まってませんでしたが食堂でミックスフライ定食をいただきました。
　「まだ『まいりましたカード』１枚残ってるし、 万が一負けたらそれ使うって事で。ま、負けはしないがな。フハハハハ」

　負けました。

　明日は試合がありません。
　土曜日は友達の家で飲み会なのです。
　「飲みのない飲み会」や「食いのない飲み会」は耐えられますが、 「飲み食いのない飲み会」はいかに仙人修行をする私でも耐えられません。