イキにやろうぜイキによ
|

イキにやろうぜイキによ (1)
聖千秋/集英社/
マーガレットコミックス/
1988.05.30発行
|
第1話 「イキにやろうぜイキによ」
学園のアイドル・苫子さんは才色兼備、全校生徒の憧れ。
その苫子さんが、平凡な高校生・
星野
に恋をしてしまって学園は大騒ぎ。
片思いの苫子さんが思い切って星野をデートに誘ったところ、
当日あらわれたのは、星野が所属するボクシング部の部長・
宇野
だった。苫子さんの恋の行方は!?
主な登場人物

星野
|

宇野
|
|
第2話 「アツくなろうぜアツくよ」
苫子さんは文化祭の後夜祭の準備に大忙し。ところが、新校舎の工事が長引き、
後夜祭で使うはずだったグラウンドが使用不能に!
「ひどいわあ、あたし仁村君とおどるのよぉっ!」と、生徒に動揺が走る。
そこで立ち上がった苫子さん。グラウンドを隣の高校に借りようと、
上原高校の生徒会長・小松に直談判します。
星野も友達の彦野を通じて材木の調達をするなど協力的。
いつもは苫子さんにつれない星野が何故…?
主な登場人物

仁村(名前だけ)
|

小松
|

小松の妹
|

彦野(名前だけ)
|
|

イキにやろうぜイキによ (2)
聖千秋/集英社/
マーガレットコミックス/
1988.08.30発行
|
第3話 「ハッパかけるぜハッパをよ」
苫子さんは星野に贈った誕生日プレゼントの靴下を、
今まで星野が一度も履いて学校に来てくれた事がないのが不満足。
そんな中、
苫子さんの親友・キヨコが星野に「苫子のヌード写真」をプレゼントする。
動揺する星野は、その写真を迂闊にも紛失。
それを拾ったのが星野の同級生・大石だった。
主な登場人物

大石
|
|
第4話 「イナセにきめるぜイナセによ」
星野の父親の経営する魚屋が立ち退きの危機に!
地主の豊田さんの経営する会社の倒産によるものだった。
そしてその地上げを計画しているのは小松の父親!
商店街の危機に、苫子さんが立浪屋のせんべいを手に立ち上がる!
主な登場人物

立浪(名前だけ)
|

豊田
|
|
第5話 「ケジメつけろよケジメをよ」
バレンタイン・デー。
星野の元に贈られたチョコレートは、苫子さんと小松の妹・理佳子。しかし、
そこに割って入ったのが新たなライバル・江本だった。
そんな愛憎うずめく中、
星野はボクシング部の練習試合で、昨年の新人王戦準優勝・
仁村高校の鎌仲と対戦する。
格上相手に戦う星野は…。
主な登場人物

江本
|

鎌仲
|
|

イキにやろうぜイキによ (3)
聖千秋/集英社/
マーガレットコミックス/
1989.01.30発行
|
第6話 「強気でいこうぜ強気でよ」
主人公の苫子さんだが、第6話にしてようやく名字が判明。驚愕の本名は「落合苫子」だった!
星野の魚屋でオヤジさんが倒れ、苫子さんはお店の手伝いに行く。
しかし、星野のオヤジさんは苫子に冷たい。
実は、星野のオヤジさんと落合家の母とは、過去に因縁が----。
主な登場人物

落合(苫子さん)
|
|
第7話 「コケにすんなよコケによ」
ボクシングジムに通うようになった星野は、
先にジムに入っていた鎌仲にスパーリング相手に指名され、
毎日殴り倒される日々。鎌仲は苫子さんに思いを寄せ、
星野にイヤガラセをしていた。
|
第8話 「イセイがいいぜイセイがよ」
インターハイ、星野の1回戦の相手は鎌仲と決まった。
仁村高校の小野女史は鎌仲と因縁があるようで、星野に何かと突っかけてくる。
そして大会が始まり、宇野の1回戦の相手は荒川高校の藤王。
苫子さんの励ましをもらった宇野は藤王を倒すが---。
主な登場人物

小野
|

藤王
|
|

イキにやろうぜイキによ (4)
聖千秋/集英社/
マーガレットコミックス/
1989.07.30発行
|
第9話 「マジで好きだぜマジでよ」
仁村高校の山本の試合のあと、上原高校の小松が登場。
しかし実は小松はもともと剣道部で、
ボクシングはこれが初めての試合だった。
「親にも殴られたことがない」小松が、
一方的に殴られ続ける。
主な登場人物

山本
|
|
第10話 「ケリをつけるぜケリをよ」
小松の試合が終わり、
いよいよ因縁の星野vs鎌仲。「この大会で優勝した方が苫子さんと付き合う」
という条件のもと、
出鼻で鎌仲にカウンターを決めた星野だったが、
本気になった鎌仲にタコ殴りにされる。
星野を見つめる苫子さんの想い、
そして鎌仲を見つめる小野の想いが複雑に絡みながら、
舞台は最終ラウンドを迎える----。
|
第11話 「キップがいいぜキップがよ」(前編)
今中プロダクションの大豊にモデルにスカウトされた苫子だったが、
無視して松山行きの新幹線に。福田健吾の試合を見るためだ。
星野との2人きりの旅行!と意気込んでいた苫子さんだったが、
駅に着くと…。
主な登場人物

大豊
|
|

イキにやろうぜイキによ (5)
聖千秋/集英社/
マーガレットコミックス/
1989.12.23発行
|
第11話 「キップがいいぜキップがよ」(後編)
松山の縁日、星野は苫子さんに“話したいこと”があるようだが、
少女漫画にありがちな邪魔入りの連続で、なかなか大事な話が出来ない。
そして星野は、鎌仲に恋する小野に鎌仲の近況を聞き…。
|
第12話 「ケタがちがうぜケタがよ」
苫子さんの親友・キヨコの名字が島野と判明。
ややこしくなって来たので、ちょっと人間関係を整理してみよう。

高校3年、苫子さんは進路をまだ決めかねていた。
苫子さんの成績なら大学進学は何処でもOK。
しかし苫子さんは…。
主な登場人物

島野
|
|
第13話 「シブくきめるぜシブくよ」
島野が恋人・山田に別れを告げた。
「卒業後は北海道へ行く」という山田の決意に、島野は…。
主な登場人物

山田
|
|
第14話 フツーにやろうぜフツーによ
ある日、小松に片思いしているみどりが学校に来なくなった。
いったいみどりは何処へ!?
|

イキにやろうぜイキによ (6)
聖千秋/集英社/
マーガレットコミックス/
1990.03.28発行
|
第15話 「義理をたてるぜ義理をよ」
星野のオヤジが、山口のおばさんの紹介で見合いをすることになった。
お見合いの相手は美人の山本さん。
話はとんとん拍子に進んだが、山本さんが星野家を訪れた日、
オヤジは星野と壮絶な親子喧嘩を始める。
星野は、名門ジムの今中トレーナーの眼鏡にかない、
プロボクサーになる決意をしていた。
主な登場人物
|
第16話 「意地をとおすぜ意地をよ」
互いにすれ違う心。苫子さんは星野をあきらめる決意をする。
そして別れを告げるため苫子さんは星野を最後のデートに誘う。
しかし、そこで星野の新しい1面を目にし、苫子さんの心は揺れる。

↑星野が中日ファンだった事を知り、苫子さんの決意は鈍る
|

イキにやろうぜイキによ (7)
聖千秋/集英社/
マーガレットコミックス/
1990.10.30発行

イキにやろうぜイキによ (8)
聖千秋/集英社/
マーガレットコミックス/
1991.02.28発行
|
最終話 「イキにやろうぜイキによ」
ここから先は一気にエンディングまで行くので、
ネタバレになるためストーリー紹介は省略するが、
ただ一つ、この物語のクライマックスとも言える、
“重要な数コマ”をここに掲載する。




いいやつだ、星野!
このシーンは彼が高校を卒業した年の場面、
シャツのサイズはLかXLだろうから、
時期的に88年の優勝時に買ったのだろう。
連載中に優勝してよかったな千秋、
てな感じである。(優勝しなかったらこの場面は存在しなかったのであり、
ひいてはこの物語のエンディングも、バッドエンドに変っていたのだろう)
|