さよなら北谷
思えば昨年のキャンプ、1軍2軍合同キャンプは
6勤1休だった。
その理由は、
「だってシーズンに入ったらイヤでも6勤1休になるでしょ。
だったら今から体を慣れさせとかないと。1軍の日程に合わせたスケジュール作りをしてるの。
みんな1軍を目指してるんだから、1軍の日程に合わせるのは当たり前でしょ」(落合監督)
というものだった。
そして今、新人11選手の中からカモシカと中村一生が
“今からシーズンに合わせた体調作りをしとけ”
とでも言わんばかりに、6勤1休で地獄特訓をしている
読谷行き
を真っ先に命ぜられたのだ!!
(降格ではない、降格ではないのだ)
まさに大抜擢!!
何せ一緒に読谷に落ち、もとい、修行に行くのが、
第2クールで高代コーチから
「うぬぬっ!こ、これは…将来の4番候補だッ!!」
と大絶賛されたあの中村一生である。
そのことからも、「この前途有望な若者たちを、一刻も早く読谷で鍛えあげよう!」
という、
カモシカ&一生への首脳陣の期待がわかろうというものだ。
(降格ではない、降格ではないのだ)
- 「中村一と普久原が読谷へ? あの2人は一から(出直し)、ということだな」(落合監督)
- 「技術的にもまだまだ。監督からは『ゼロから勉強して、(コーチの話を)しっかりメモを取れよ』と言われました」(中村一)
- 「しっかり力をつけて、また(監督に)呼ばれるように頑張りたい」(普久原)
降格ではない、降格ではないのだ。
開幕1軍に備え、地獄特訓&6勤1休のペースを体に覚えさせるための修行なのだ。
人の集まるにぎやかな北谷を離れ、 静かな読谷の森の奥へと旅立つカモシカ↓
「必ず帰ってくるぜ…」
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