Sorepena2014


(19) ケンイチの穴を埋める


2013年オフ、ケンイチ・ナカタがFAで福岡に移籍したが、元気でやっているだろうか。

調べてみると、移籍後の2014年成績は以下のようであった。


ケンイチ・ナカタの今シーズン成績(4/19時点)
日付 相手 投球回 失点 援護
3/29(土) 〇千葉
4/05(土)〇楽天7+1/3
4/12(土)〇オリ5+2/3
4/19(土)〇千葉
・4試合4勝0敗
・防御率2.00
・1試合あたり援護点7.0 (9イニング換算)


1試合あたり援護点7.0。


賢一
【能力名】 無援護返上 (ビッグ・サポート)


【効果】投手に必要なのは、お金よりも、故郷の家族よりも、援護点だと思い知る


…どうやら幸せにやっているようだ。

仲間思いのケンイチのことだから、 「自分が抜けたあとのずんどらごはどうなってるだろう?」 と心配してるに違いない。 九州には『ずんどらごスポーツ』もないし、 メディアもずんどらご情報をほとんど流さないだろう。

だけど心配しなくていいよ、ケンイチ。

ケンイチの後継者は、確実に育っている!


☆   ☆   ☆   ☆


反発係数が基準内のものと基準オーバーのもの、二種類のボールを製造しているボール製造メーカーが、 飛ぶボールの方を納入していると言われる東京エッグ。 そのインチキ球に完全と立ち向かうので、 次世代エース候補・オオノ!


ここまでオオノは勝ちにこそ恵まれてないが、 全試合で責任投球回をクリアし、失点も3点以内に抑えている。 先発ローテの中では抜群の安定感だ。

オオノはこの日も安定感ある投球で、9イニングを2失点! ずんどらご投手陣の中で初めて9回を投げ切った!


ユーダイ・オオノの今シーズン成績(4/19時点)
日付 相手 投球回 失点 援護
3/29(土) ●広島
4/05(土)…読売
4/12(土)●広島
4/19(土)…読売
・4試合0勝2敗
・防御率2.89
・1試合あたり援護点1.6 (9イニング換算)


1試合あたり援護点1.6。


大野
【能力名】 専守防衛 (ディフェンス・オンリー)


【効果】防衛上の必要があっても、決してこちらからは攻撃しない


投げても投げても援護がない!

「ムエンゴ王」と言われたケンイチの後継者 として、オオノはまたひとつステップアップした。


☆   ☆   ☆   ☆


そして オオノの勝ちが消えた11回、強竜打線が爆発した! (10回に爆発してればオオノに勝ちがついたのに、 敢えて11回に爆発した!)


4月19日(土)東京エッグ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
中日  
読売  
  大野

   
【中日】大野、田島、岩瀬−松井雅、小田
【読売】内海、マシソン、山口、西村、高木京、久保−阿部


試合後のオオノは「とにかくチームが勝ったことがうれしい」とコメント、 「9回2失点の何がアカンのですか」 という心の言葉をグッとかみ殺した。


野本
【能力名】 時間差援護 (レイト・アタック)

【効果】勝利投手の権利がなくなってから。「これでもか!これでもか!」と余剰なくらい援護点を入れる。 これが続くと、先発は故郷に残してきたお母さんが恋しくなり、FA権の取得が待ち遠しくなる


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