これで開幕から５連敗の ダメコアラだが、 それでも果敢に捻りを入れてくるあたり、 その男気（コアラ気）は認めたい。

これがもし、（そんなことはないと思うが）万が一、無難に ひねり無しのバク宙 でお茶を濁そうとでもしたものなら、 もはやコアラに用無し、 マスコットとしての契約は解除し、 中日新聞に印字された文字数を数える仕事にでも回ってもらうところだった。 （前フリ）




コアラも徐々に復調気配だが、 ずんどらご打線も確実に復活しつつある。

なにせ前日は 読売ダーティマネーズ （おい！そんな名前だったか！？） 投手陣に０点に抑えられたのに、 この日は 大量３点 も点を入れたのだ！

まずは０−１と１点を追う３回、 ２死一三塁からルナが右中間ツーベースで同点に追いつくと、 ヒット１本で勝ち越しという２死満塁で、 マサヒコ・モリノが気迫の空振り三振！






そしていつの間にか勝ち越され１−２で１点を追う６回、 無死一塁からマサヒコ・モリノがレフトオーバーのツーベースで同点に追いつき、 ノーアウト二塁とさらに広がる勝ち越しのチャンスで、 ワダ・エルナンデス・オガサワラが次々に凡退！






さらにまたいつの間にか勝ち越された８回、２死一二塁から タニシゲがライト前タイムリーで同点に！
そして２死一三塁と一打出れば勝ち越しの場面、 マサト・マツイが堂々のセカンドゴロで攻撃を終了 したのだ！






緊張感を持続させるスキル 『同点止まり』 を１試合で三度も繰り出し観客を大いに沸かせたずんどらごだったが、 さすがに延長に入ると 「そろそろ試合を終わらせないとお客さんの終電がなくなる」 と観客を思いやったのだろう、 最後の２点ビハインドは追いつかないであげ、 すみやかに試合を終了させた。