(4) 伝統の一戦
開幕2カード目は敵地・大阪に乗り込みタイギャースとの対戦!
歴史的には1583年に豊臣秀吉(愛知県出身)が大坂城(=大阪城)を築城し、
大名屋敷や堺など周辺の町々の町人を集めて、
政治・経済の中心都市とした。すなわち
現在の大阪の発展はナゴヤ人が築いた
と言っても過言ではない、第二ナゴヤのような地が大阪だ。
また、2002年にはセンイチ・ホシノ(ずんどらご出身)が低迷するタイギャースの建て直しに挑み、
翌年リーグ優勝に導いている。言ってみれば、
ずんどらごが育てたセンイチが阪神を育てた=ずんどらごが阪神を育てた
と言い換えても全く不都合はない、第二ずんどらごのようなチームだ。
【能力名】 『わしが育てた』
(オール・イズ・マイン)
【効果】 自分で作って自分で壊す
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「大坂夏の陣」は三河(愛知県)出身の家康と、秀吉に育てられた秀頼(大阪出身)の戦い、
つまり、ずんどらご対タイギャースこそが(日本の歴史的に見て)
「伝統の一戦」
と言えるのだ!
☆ ☆ ☆ ☆
そんなタイギャースだが、Bクラスに転落したずんどらごに対し昨年は
ダントツの2位
(ダントツ=断然トップの略)と大躍進、
3年契約の3年目を迎えたユタカ・ワダ監督の集大成となる今年は気合いが違う。
【能力名】 『そして誰もいなくなった』
(テン・リトル・インディアンズ)
【効果】 延長に入ると控え野手がいない
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ワダ監督最終年で士気上がる強敵・タイギャースに挑む我らがずんどらごの先発は
「完全試合してないのに」
「完全試合といえばこの男」
「ある意味マキハラより有名な」
ダイスケ・ヤマイ!
妹の旦那さんのお父さんは熱烈な阪神ファンとして知られるオール巨人だ!
【能力名】 『俺があいつであいつが俺で』
(ヒロヤス・チェンジ)
【効果】 普段は田中浩康として生活しているが、サングラスをかけるとヤマイに変身する
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読売との開幕3連戦で
3試合で27点取られた
タイギャースだけに(全然士気上がってないやないか)、
読売への苦手意識は半端ない。
オール巨人の息子の嫁の兄であるヤマイへの苦手意識も相当なもので、
「キョジンやー!キョジン苦手やー!」
とばかりに抑え込まれ、ヤマイの前に7回を3安打無得点。
一方のずんどらご打線は、
まるで今日がエープリル・フール
ではないかと疑わんばかりに強竜打線大爆発!
大量10点を奪って緒戦を快勝したのである!
4月1日(火)大阪ドーム
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【中日】山井、高橋聡、又吉−谷繁、田中
【阪神】藤浪、金田、岩本−藤井、梅野
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10点もいらないのに大量10得点。
勿論これは、
明日への前フリである。