栃木出身のプロ野球選手
都道府県支配下育成総人口100万人あたりのプロ野球選手数順位率順位
栃木 14 0 2,007,014 6.98 1720

沢村拓一15栃木県栃木市
寺内崇幸00栃木県栃木市
渡辺俊介31栃木県下都賀郡都賀町(現:栃木市)
石井琢朗25栃木県佐野市
石川俊介48栃木県安蘇郡葛生町(現:佐野市)
関口雄大57栃木県宇都宮市
飯原誉士 9栃木県小山市
成瀬善久17栃木県小山市
高谷裕亮12栃木県小山市
相澤寿聡65栃木県足利市
久米勇紀39栃木県足利市
金澤岳 62栃木県大田原市
佐藤祥万60栃木県日光市
岡田幸文66栃木県塩谷郡高根沢町


 

栃木を語る上で欠かせないのが 「たぬき・むじな事件」 だ。

それは大正15年、栃木の山奥で起こった。
とある猟師がむじなを洞窟に閉じ込め、 その日は仕留めずにその場を去った。 その3日後、猟師は閉じ込めておいたむじなを捕獲したが、 この間に狩猟法が改正されて 「たぬきの捕獲が禁止」 されたのである。

猟師は狩猟法違反で逮捕された。 むじなは学術的にはたぬきと同一で、たぬき捕獲禁止=むじな捕獲禁止だからだ。

猟師はこれについて二つの点で反論、 「洞窟に追い込んだ時点でむじな捕獲は完了しており、 狩猟法改正以前である」という点と、 「むじなとたぬきが同じだなんて知らなかった」 と、無罪を主張した。

裁判では、猟師の主張が二つとも認められ、無罪判決がくだされた。 「知らなかった」=「無罪」 という解釈が、 法の下に認められたのである。 これは現在でも「たぬき・むじな事件の判例」として裁判に使われる。

よく 「知らなかったで済んだら警察はいらない」 などというが、法的には 知らなかったで済む のである。


☆   ☆   ☆   ☆


ところで、栃木県といえばあの怪物・作新学院の 江川卓 がいたところだ。
1978年、 江川は読売ジャイアンツとドラフト会議前日に入団契約を結び、これが「不当な契約」として、世間から、マスコミから大ブーイングを浴びた。

しかし、大丈夫と言って江川を騙したのは読売フロントであるし、 阪神とのトレードを提案したのは当時のプロ野球コミッショナーである。 江川は契約が不当であることも、小林繁がトレードに出されることも、 「知らなかった」 のだ。

しかし、世間は「知らなかった」江川に有罪判決を下し、 江川は開幕2ヶ月間の公式戦出場自粛と、 未来永劫「卑怯者」のレッテルを貼られる罰を受けた。

「知らなかった」=「無罪」は司法が認めているのに、なぜ?

それは、江川は高校は栃木だが、実は 出身は福島県いわき市 だったからだ。

ああ!栃木出身だったなら「知らなかった」で済んだのに!


▽ご当地グルメ

レモン牛乳

栃木焼きそば

佐野のいもフライ

佐野ラーメン

苺そうめん

宇都宮餃子