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10/22(金) ●中2−3読売○
(ナゴヤドーム)

▼読売が弱過ぎて
「ああ、このままではCSが3試合で終了してしまう」

赤字の続くプロ野球の球団経営を少しでも楽にしようとして始まったCSだったが、 読売が弱過ぎていきなりの二連敗、 このままでは最大6試合の日程が半分で終わってしまいそうなのだ。 これではドアラの給料が払えない!
ドアラ
「マジか…!」

しかもCSの日程は

[第1戦] 10月20日(水) ○
[第2戦] 10月21日(木) ○
[第3戦] 10月22日(金)
[第4戦] 10月23日(土)
[第5戦] 10月24日(日)
[第6戦] 10月25日(月)

と、まだチビッコの集まる土日を迎えていないのである。

▼プロ野球の夢
チビッコ思いの竜戦士たちだけに、 その事が気にならないわけがない。 プロ野球選手は子供に夢を与えるのが仕事とは言ったものだが、 悪い黒ウサギを清い心の竜戦士が倒すのは子供たちの夢である。
ジャビvsシャオロン
そんなことを考えると、 「平日の金曜日にCSを終わらせてしまっていいのだろうか」 という迷いが生じ、 ついつい打線も遠慮がちに。
取れるところで点を(敢えて)取らず、 気がつけば8回を迎えて中日は0−2とリードを許していた。

▼若竜で同点
「先輩方、何をやってるんですか!」
と迷いの竜打線に喝を入れたのは若竜コンビだった。


大島
代打で登場した一年目の大島が内野安打で塁に出ると、 同じく代打で登場した二年目の野本がツーランホームラン!
野本
先輩たちが遠慮して7イニング沈黙を守っていたのに、 このあたりは契約更改の経験が浅い若竜たちの球団の経営事情を考えずに突っ走る若さだろう。
10月22日(金) ナゴヤドーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
読売 0 0 0 0 1 1 0 0 1 0
中日 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2
【中日】山井(6)→三瀬(1+2/3)→河原(1/3)→●岩瀬(1)
【読売】朝井(6)→久保(1)→○越智(1)→山口(1)
【本塁打】野本1号(越智)、阿部1号(岩瀬)
▼川相さん、読売入りか
この日ラジオ解説をつとめた川相さんが来季の去就に触れ、 「今月末にははっきりすると思う」 と発言。 現時点でコーチ人事が発表できないのは日本シリーズ出場が決まってるロッテ、 出場権を争ってる中日・読売ということになるが、 「今月末」ということは即ち CSで敗退する予定の球団 のことを指しており、読売入りが濃厚となった。
川相さん
「今月末には(読売が負けて)はっきりすると思う」
▼岩瀬の愛情
元気な若竜の先走りでうっかり同点に追いついてしまったドラゴンズだったが、 そこはベテラン・岩瀬がうまく調整してくれた。
9回、 確か以前はウナギだったが今はナマズみたいになってる阿部にソロホームランをわざと打たせて1点
負け越し、 チビッコの夢的にも球団営業的にも大失敗に終わりそうだったこのCSに、 「土曜日の第4戦」を用意したのである。
ピンクのカバロン


はじめてのドラゴンズ Platinum