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5/16(日) ○中日4−1オリックス●
(ナゴヤドーム)

▼山内に竜の洗礼
6回4安打1失点。 好投・山内にプロの洗礼ならぬ竜の洗礼が浴びせられる。 「好投する先発投手に一切の援護を与えない」 という、ドラゴンズの先発投手陣なら誰もが経験する通過儀礼だ。
山内
「知ってます…子供の頃から中日ファンですから…」

↑前回(5/8)と前々回(5/2)のコピペ
▼エースの条件
しかし、これまで二回に渡るイニシエーションは山内を確実に成長させていた。

4回、1死満塁という「どーせいっちゅうねん」という場面でバッターは山内。 しかし山内は知っている。 「中日のエースを目指すのであれば自給自足。 自分で抑えて、自分で点を取るんだ!」

よく「小笠原には援護がない」「チェンには援護がない」といわれるが、 中日でエースと呼ばれた人たちは昔から「自分で投げて、自分で打つ」のである。 だから小笠原はエースになれないし、チェンは開幕投手ではなかったのだ。

チェン
「知りまチェンでした…」
小笠原
「明日からバッティング練習するお!」

▼山内、変態打法!
2ストライクと追い込まれた山内。 木佐貫が投げたフォークは天才・岡本を彷彿させる ベース手前でのワンバウンド!そのとき!


「なにぃっ!」
「何だあの地を這うようなアッパーカットは!?」
山内
この魔球を、山内は地面すれすれでライジング・ショット
ライト前へ弾き返し、勝利を決める2点タイムリーを放ったのである。

山内が明日の中日のエースとなる逸材かどうかを見極めるため、 あえて谷底に突き落とし試練を与えていた先輩達に、 山内は満額
5月16日(日) ナゴヤドーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
オリックス 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
中日 0 0 0 4 0 0 0 0 x 4
【中日】○山内→高橋→浅尾→S岩瀬
【オリックス】●木佐貫→香月→加藤
【本塁打】
は、偶然ではない。 中日では、投手でも自分で点を取らないと、 試合に勝てない=エースになれないのだ。

▼セサルvs世界の郁洋
竜のファンタジスタことセサルが、 また魅せてくれた。
4回に右前ヒットで塁に出たセサルは、 山内の変態打ちで猛然とホーム突入!
セサルvs郁洋
足でもぎ取った貴重な3点目。まさに「走る・すべる・突っ込む」、 三拍子揃ったマルチプレーヤー・セサルの本骨頂が発揮された。
回答したのだった。
川上
「そのうち『ランナー無しでも、自分ひとりで点を取る』試練があるよ」

山本昌
「みんな通って来た道だよ」

小松・山本昌・川上。 「中日の歴代エースは皆バッティングがいい」と言われるの


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